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林美由紀

POSTED BY ライター 林美由紀 掲載日: JAN 6TH, 2022.

【キッコーマン直伝】進化を続ける鍋の「食材」の豆知識とおすすめ変わり鍋

鍋の本格的な季節が到来。もうすでに週に1回・・・いや2回、3回と食卓に鍋が並んでいるなんてこともあるのではないでしょうか。いまや鍋の素も充実しており、野菜やお肉などの食材を切って入れるだけでできるので、簡単、温かい、おいしい、野菜もたくさん食べられる、とこの時期は本当に大活躍な「鍋」。もちろん好きな食材を好きなだけ入れればいいけれど・・・今回はキッコーマンさんに「鍋の食材」に関する豆知識を聞いてみました。ぜひ、次回の鍋の参考にしてくださいね!

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鍋は比較的手軽にできて、野菜やお肉、お魚をたくさん食べることができる万能レシピ。実は最近では鍋の食べ方が変わり、少ない食材でパパっとつくり、平日にごはんのおかずとして食べる傾向があるようですよ。おかずとしての鍋が定着してきているんですね。

鍋がおかず型に進化した理由

鍋がおかず型に進化したのは以下の理由があげられます。

  • 1品で主菜・副菜・汁物を兼ねたバランスのよいメニューになる
  • 冷蔵庫にある食材で手軽にパパっとつくれる
  • 個食タイプの鍋つゆが増え、1人でも大人数でも使いやすい

冷蔵庫にあるものを何でも入れることができるので、疲れているときでも比較的気楽に作れるのはやっぱり鍋のいいところ。栄養のバランスもよくて、家族はもちろん1人暮らしでもつくりやすいのがポイント高いですね。

野菜が高くて買えない・・・でも、大丈夫。
「豆苗」「カット野菜」「豆腐」「冷凍食材」などを利用すれば、安くて、しっかりおいしい鍋を作ることができますよ!

今回は、鍋の「食材」にスポットを当てて、キッコーマンさんにお話を聞きました。

鍋の食材の傾向

鍋の種類にもよりますが、食材はどのようなものが人気かと尋ねてみたところ、「鍋全般に言えることですが、鍋に入れる食材数は減少傾向にあり、常備率の高い野菜やお肉が人気です。」とのこと。

おでんなどは地域によっても入れる食材の種類は違うようですが、多くの場合は寄せ鍋であってもキムチ鍋であっても、おうちにある野菜やお肉を豪快に入れる、という傾向にあるようです。それが鍋の醍醐味でもありますね!

例えば、「キッコーマン 具鍋(ぐーなべ)」なら、具材入りの濃厚スープなので、3つほど食材を加えて煮るだけで、本格的な鍋を簡単に作ることができます。便利な世の中になりました!

食材を入れるときの注意点は?

なんとなく煮えにくい食材から順番に鍋に入れている・・・という方も多いかもしれませんが、入れるタイミングや順番で味わいがぐっと変わるそうですよ。

肉・魚介

肉や魚介などたんぱく質を含む食材の場合、沸騰したところに入れるか水から加熱するかで味わいが変わります。

その理由は、素材の表面が熱により性質が変わることで、中からうま味が溶け出すのを防ぐからです。

例えば、あさりの味噌汁でいうと、あさりの身を楽しみたい場合は沸騰したところへ入れ、あさりの汁も楽しみたい場合は水から煮ます。

ほかの魚介類も、肉や魚介自体の身を楽しみたい場合は沸騰したら入れる、スープにうま味を出したいときには水から入れる、と覚えておきましょう!

野菜

基本的には火の通りにくい野菜から入れますが、きのこのようにうま味が豊かな食材は最初から入れて、鍋のスープにうま味をしっかり出すとおいしくなります。

もつ

もつは沸騰したところに入れましょう。また一気につゆに入れるとつゆの温度が下がるので、小分けにして入れるのがおすすめです。

キッコーマンおすすめ変わり種鍋レシピ

おうちで簡単!豚バラとキャベツのもつ鍋風

数ある鍋の種類の中でも、おうちでもつ鍋って作れるの?おうちにもつがない・・・そんなときでも大丈夫。キャベツやにら、そして豚肉などの食材と「キッコーマン 濃いだし本つゆ」を使えば、豚バラなのに本格的なもつ鍋のような味わいの鍋を作ることができますよ!

>>>おうちで簡単!豚バラとキャベツのもつ鍋のレシピはこちら

使う食材も調味料も特別なものではないのに、もつ鍋風を再現できるのは鍋のレパートリーが広がる感じがしますね。

食材も鍋の楽しみ方によって、水から食材を入れる、沸騰したところに入れる、と色々試してみてくださいね。同じ食材でも違う味わいを感じることができますよ!

取材協力:キッコーマン
画像提供:キッコーマン

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林美由紀

Miyuki Hayashi/ライター

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスライター。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、クモの巣、絵本、漫画、子どもなど。グッとくる雑貨、ハンドメイド作品、文具、生き物、可愛いものとヘンテコなものを日々探しています。

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