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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: MAR 2ND, 2022.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【44】サーモンのエスニックごまネギ焼き

【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】声だけでコミュニケーションするSNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」で活動中のイエモネお昼ごはん部。そのClubhouseでのRoomが開くのはほぼ毎週金曜ぴったりお昼の12:00です。材料ほぼ3つと調味料で一緒においしいごはんを作って食べようという試み。事前にお知らせするのは、料理名と材料の情報だけ。それをRoomでは声だけのコミュニケーションで作ります。後日、ちゃんとしたレシピと、参加者が作った料理の写真、感想をまとめてお届けしているのがこちらです。

サーモンのエスニックごまねぎ焼き

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今週トライするのは「サーモンのエスニック風ごま焼き」です。サーモンって東南アジアというよりは、もっと寒い地域の、例えば北欧とか北海道といったイメージがありますが、今回はナンプラーとライムジュースとにんにくを使って味付けして、万能ネギと一緒に焼いてエスニック風に仕上げます。

それほど辛い味付けではありませんが、ちょっとアジアな香りがして、ご飯にも合います。

材料はサーモン、万能ネギ、ライムの3つと調味料など!

材料

材料:一人分

サーモン1切れ
万能ネギ(サーモンの長さに切っておく)5本
にんにく(おろしておく)1かけ
ライムのしぼり汁大さじ1
ナンプラー大さじ1/2
パームシュガー(砂糖でも)小さじ2
カイエンヌペッパー(一味唐辛子でも)少々
黒ごま または 白ごま(すったもの)大さじ1/2
黒ごま または 白ごま大さじ1
少々
植物油適量

サーモンは大きめのものを用意します。万能ネギは根の部分まで使うので切り落とさないでください。ごまは白だけでも黒だけでも、ミックスでもOKです。ナンプラーがなければ醤油でも。その場合は大さじ1にしてください。ライムのしぼり汁の代わりには穀物酢を小さじ1と水小さじ2で置き換えます。

調味料を混ぜてサーモンを漬けてから魚焼きグリルで焼くだけ!

できあがり

さて、盛り付けのイメージの例は上の写真ですが、好きなように盛り付けてください。ご飯が合います。今回はタイのジャスミンライスに、カシューナッツをのっけてみました。サーモンにのった黒々としたごまのペースト、皿に散らばるごまに、大胆な焼きネギと、なかなかワイルドですよね。でも味はマイルド! ご安心ください。

それにしても、Clubhouse参加のみなさんはこの完成イメージなしで作るわけですから、どんなものができあがるかわからないまま作っていくんですよね。それは後ほど。まずは作り方です。

1.にんにく、ライム、ナンプラー、パームシュガー、カイエンヌペッパー、黒ごま(すったもの)をよく混ぜマリネ液をつくり、サーモンを10分以上漬けておきます。

ソース

2.アルミホイルに薄く植物油を塗って、1のサーモン、根の部分を切り落とさず、1/3の長さに切った万能ネギをのせて、いつも鮭を焼くように焼きます。

マリネ液がついたサーモンは焦げやすいので、こまめに火を調整してください。(魚焼きグリルが上部からの火のみの場合には、途中でひっくり返します)

3.焼きあがったら皿に盛り付けて、塩と黒ごまを振ります。ご飯と一緒に食べるとおいしいです。

さーて、参加者のみなさんのできばえは?

©Mayumi

白ごまで作ったのはMayumiさんでした。使ったネギは万能ネギよりも太いワケギです。

「ライムが爽やかで、ニンニクが効いててすごくおいしかったです。なんか、ネギがすごく豪快になってしまいました」

こんがりといい感じに焼けていますね。そうそう、特にライムって独特の酸味と爽やかさで、エスニック感が上がります。

©Aya Yamaguchi

山口さんのこの皿はおしゃれだし、ご飯の盛り付けも東南アジアっぽいですね。

「今日も上品な調味料の配合であっさりおいしく、でもほんのりエスニックにいただきました! 白ごましかなかったのですが、途中からごま塩を振りかけたら香ばしさも塩気もパンチが効いていい感じ。マリネ液を吸った万能ネギ、おいしかったなあ」

©Aya Yamaguchi

白ごまを使いつつ、最後は常備している「ごま塩」を使ってもOKですね。サーモンのオレンジ色もいいです。

©Mari.M

「この料理、見た目以上のおいしさです。下に敷いた万能ネギとあわせて食べたら最高! あとから振った岩塩もよい仕事をしてくれています。今日もあっという間に完食。サーモン、もっと大きくてもよかったな~」

Mari.Mさんのこの黒々としたごま使い! 筆者も好みです。そうなんです。見た目のワイルドさと、食べたときの優しいけどエスニックな味のギャップも面白いですよね。

©Mari.M

ふっくらと焼きあがっていい感じ。日本の魚焼きグリルはとても便利です。

というわけで、みなさんもいい仕上がりになりました! ナンプラー(またはニョクマム)といった魚醤は、この「材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ」シリーズでたびたび使っているので、ちゃんと使い切れますよ。

次回は、最近またまた話題の一品、「ジョージアのシュクメルリ」です!

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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