みなさんは炊飯器にこだわってお米を炊いていますか?低価格の炊飯器も高級炊飯器も、「本当に味の違いなんてわかるの?」と思ってしまうのが正直なところ。しかし、高級料理店やお寿司屋さんではいい炊飯器を使っているところが多いとも聞きますよね。高いのにはそれなりの理由があるはず・・・。そこでイエモネでは、今回新発売されたパナソニックの最新炊飯器を使って、実際にお米を食べ比べてみました。普段はなかなか手が出せない10万円クラスの高級炊飯器です。果たして、ご飯のおいしさを実感できるのでしょうか!
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2020年最新モデル VS 2014年旧モデル
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今回使用する炊飯器はこちら。2020年最新モデル(左)と2014年旧モデル(右)のスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器です。
両者には“Wおどり炊き”というパナソニック独自の機能が備わっており、甘みともちもち感のある、ふっくらとおいしいごはんが炊き上がるとのこと。
Wおどり炊きとは?
2つの炊き技で、それぞれ対流を変化させながら、お米を激しくおどらせます。これにより、一粒一粒にムラなく熱を均一にいき渡らせることができ、甘みともちもち感のあるふっくら美味しい銀シャリに炊き上がります。
Panasonic公式サイトより
旧モデルとはいえ、こちらも発売当時は10万円近くしたそうですから、これはレベルの高い戦いになりそうですね・・・!
コシヒカリで新旧炊き比べ!
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まずはブランド米として圧倒的知名度を誇る「コシヒカリ」で、新旧炊飯器の違いを検証していきます。
とりあえず、お米といできまーす!
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お米をといで水を入れたら準備完了。炊飯に入りますよ。今回は「銘柄炊き」で炊いてみたいと思います。
まずは銘柄を選びます。「コシヒカリ」なので、「か行」を選択。
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コシヒカリありました!魚沼産はまた違う銘柄なのですね。
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銘柄を選択すると、そのお米の特徴が表示されました。コシヒカリは甘味と粘りが強く、ほぐれ感は控えめのようです。
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水位線は銀シャリでOK。内容を確認したら、予約ボタンをポチッ!これで炊飯完了です。
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旧型でも同じコースで炊飯をスタート。どちらも炊き上がるのは約48分後でした。今どきの炊飯器は1時間せずに炊き上がるんですね。この時点ですでに驚きましたが、一体どんなお米が味わえるのでしょうか。楽しみに待ちましょう!
48分後・・・
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ピー!という音がなり、無事ご飯が炊きあがりました!
早速開けてみますよ〜〜。オープン!!!
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ふわっ〜と湯気が上り、おいしそうなお米の香りが一気に広がってきました!
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お米が一粒一粒立って立っており、立体感がありますね。温かいうちにほぐしましょ〜。
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しっかりほぐしたら、それぞれを茶碗へよそいます。
左が新機種で炊いたお米、右が旧機種で炊いたお米です。果たして、どんな味の違いが生まれるのでしょうか。早速食べてみましょう!
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まずは旧機種から。見た目でわかる通りお米がしっかり立っており、噛み答えを感じます。やっぱりコシヒカリ、おいしいですね。
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続いて新機種。こっちの方がよりエアリーで、ふんわりほぐれている感じがしました。噛み締めるほどにお米の甘みが増してきます。
結論は、どちらもおいしい!(笑)
正直、炊き立てでは違いがそこまでありませんでした。
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ということで、冷ました状態でもう一度比較してみることに。
旧機種は時間が経った分、少し味が落ちたかな?という印象。甘みが炊き立て時よりも感じられず、もちもち度も落ちていました。
一方新機種は、おいしさをしっかりキープ。旧機種に比べて、お米の甘みや噛み応え、もちもち具合まで保持されており、十分おいしさが感じられました。お弁当に入れるなら、こちらのお米の方がいいかも。
新機種の実力が際立つ結果となりました。
銘柄米を楽しむ
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せっかくなら他の銘柄米も楽しみたいということで、筆者の地元秋田で生まれた「あきたこまち」で食べ比べしてみますよ!
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あきたこまちの特徴がこちら。コシヒカリと比較してみると、甘さや粘りは控えめで、ほぐれ感が強いようですね。筆者は甘すぎず、かためのお米が好きなので、この特徴は納得です!
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さあ炊き上がりましたよ!
新旧比較してみると、やはりどっちもおいしい!(笑)
強いていうならば、新機種の方は水分量が絶妙で、よりみずみずしい感じがしました。みずみずしいのにかたさが損なわれず、まさしく筆者の好きなお米です。
やっぱりあきたこまちはおいしいなぁ〜!
ちなみに編集部には私と同じく米所出身(新潟県)の部員がおり、「コシヒカリ」と「あきたこまち」、どちらがおいしいのかを検証した記事もありますのでよかったら見てみてください。結構白熱のバトルでしたよ・・・!
>>>新潟出身VS秋田出身、本当にうまい米はどっちだ!コシヒカリとあきたこまち、最高の食べ比べ
ついでに炊込みご飯も!
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白米を食べているうちに、「炊き込みご飯を炊いたらどうなるんだろう?」という疑問が。ということで、今度は炊き込みご飯を食べ比べしてみます。
一体どんな違いがあるのでしょうか?!
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といいたいところですが、結論から述べると、ほとんど違いがわかりませんでした!(笑)
もちろんどちらもおいしいのに変わりはありませんが、正直炊き込みご飯の素の味が強すぎて、お米の違いが薄れてしまっていたのかもしれません・・・。
でも、おいしいが一番ですからね。おいしけりゃあいいのよ!
やはり10万クラスはすごい!
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ということで、新旧対決をしてみましたが、やはり10万円クラスの炊飯器はおいしいですね。最高のお米は最高の炊飯器で炊いてこそ、本来のおいしさを発揮してくれるのではないでしょうか。
簡単に手を出せる品ではありませんが、いつもの食事をグレードアップさせてくれると思います。至高のお米を堪能したい方、ぜひ炊飯器にこだわってみてください。
[Photos by イエモネ編集部]
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イエモネ編集部
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