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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: DEC 1ST, 2021.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【33】季節到来!牡蠣のチャウダーでぽっかぽか

【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】SNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」で活動中のイエモネお昼ごはん部。そのClubhouseでのRoomが開くのは毎週金曜12:00頃です。材料ほぼ3つと調味料でサクッと一緒においしいごはんを作って食べようという試みです。料理名と材料の情報は事前にお知らせしています。Clubhouseでは声だけのコミュニケーションで、一斉にそれぞれが自宅で作って、その完成写真と感想を後日この記事でレシピと共に紹介しています。

オイスターチャウダー

だんだん寒くなってきて、いよいよ牡蠣がおいしい季節になってきました。スーパーにはぷっくりと育った牡蠣も並び、鍋に入れてみたりカキフライにしてみたりと、いろいろなメニューが思い浮かぶと思います。

今回は「チャウダー」。チャウダーといえば、ハマグリやアサリなどの貝類と野菜でつくる「クラムチャウダー」が頭に思い浮かぶ方も多いかもしれません。今回は牡蠣とベーコンで作りましょう。

材料は牡蠣とベーコンと牛乳!隠し味は味噌です

材料

チャウダーにもいろいろと種類があるようで、牛乳をベースにする白いものはアメリカのニューイングランド風。トマトを使った赤いの物はマンハッタン風。今回は、寒い季節に体を温めてくれる牛乳を使ったチャウダーです。

材料は、メインにするならたっぷり一人分。二人ならカップに注いで前菜にできる量です。

材料:

牡蠣(加熱用)150g洗っておく
ベーコン50g5㎜位のダイスに切る
バター大さじ2 
牛乳300ml 
小麦粉大さじ2 
味噌小さじ1
チキンコンソメ小さじ1 
塩・こしょう少々 
オプション: パプリカパウダー少々 

牡蠣は加熱用で。しっかりと準備します。

牡蠣は下準備が大事です。ボールに牡蠣を入れたら大さじ1から2の片栗粉を入れてよく混ぜて、汚れを片栗粉に吸着させてから洗い流します。意外に汚れが取れるのでちょっとびっくりするかもしれません。

作り方:

1.鍋にバターを入れて中火で温め、牡蠣を並べて焼き色がつくまで焼き取り出します。色がつけば、さっと取り出してしまうというスピード感で、中まで火を入れる必要はありません。こうすると、バターに牡蠣のおいしい香りが移ります。

2.同じ鍋でベーコンが色づくまで焼きます。

3.一度火を止めて、小麦粉を入れて全体に混ぜてなじませます。白い粉っぽさがなくなって、塊もないようにします。

4.中火にして牛乳を数回に分けていれて、チキンコンソメと味噌を入れてよく溶かす。沸騰したら弱火にしてとろみが出るまで加熱します。

5.牡蠣を戻して2分加熱。火を止めて塩・こしょうで味を整えます。

6.器に注いで、パプリカを振ります。

さて、参加者のみなさんのできばえは?

オイスターチャウダーなら、やっぱりパンを浸して食べたいですよね。みなさんパン系のもの(⁉)を用意してくれました。

©Mayumi

こちらはMayumiさんのカップに注いだチャウダーです。パンもこんがりおいしそうです。

「おいしかった〜!しっかり牡蠣の味がするスープで幸せな気分になりました。結局ご飯と一緒にもう一杯食べてしまいました・・・。ご飯とも相性抜群でした!!」

そうそう、ごはんにも合う味でしたね。

©Maru

Maruさんは2倍量の牡蠣があったので、たっぷりになりました。

「おいしかったです!!お味噌が優しくしてくれてると思いました。まさか、定食料理ばかりの私がこんなにおいしくできるなんて!!牡蠣好きなのでリピート決定です!」

©Maru

そうなんです、味噌がいい感じの隠し味になっているんです。冬の寒い季節にぜひリピートしてみてくださいね。じゃがいもや玉ねぎ、ミックスベジタブルなどを入れてもいいと思います。

©Aya Yamaguchi

おしゃれな光あふれるキッチンに、素敵なブルーの器。これは決まってます!ん?決まってますか?もしかして奥に見えるのは、肉まんではないでしょうか。確かに肉まんも「パン系」といえばそうですね(笑)。

「イエモネお昼ごはん部史上一番ミシュラン星つきの店に出てきそうな逸品でした。牡蠣とベーコンを先にソテーするので旨味が中にギュッと凝縮してる!でもスープにもしっかり牡蠣の旨味が濃厚に溶け込んでるんですよね〜。パン買い忘れて肉まんとあわせたのは間違いでした。高級感とB級感がタイマンはっちゃいました。パンとかご飯とか、プレーンなものとあわせるのがおすすめ。材料3つでこれは、傑作です!」と、お言葉いただきました。

今回もかなり簡単に、おしゃべりしながら作って食べてゆったり小一時間。楽しいランチになりました。

時間は「シェントウジャン」にトライです。

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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