酸化ストレスに負けない！「食べる・動く・眠る」で自分を整える3つのヒント

3月8日の「国際女性デー」にあわせ、江崎グリコと渋谷未来デザインが「抗酸化」をテーマにセミナーを開催。現代女性の健康課題である「酸化ストレス」に注目し、日常で実践できる健康習慣や、抗酸化に役立つ食材について取材しました。本記事では、セミナーで得た酸化ストレス対策のヒントをもとに、手軽に実践できるセルフケアやおすすめの食材をご紹介します！

1 酸化ストレスとは？
2 酸化ストレスがたまるとどうなるの？
3 酸化ストレスに負けない3つの習慣
4 未来の自分のために今できること

酸化ストレスとは？

「最近、疲れが取れにくい」「なんだか肌の調子が悪い･･････」。そんな変化を感じることはありませんか？もしかすると、それは「酸化ストレス」が原因かもしれません。

私たちが生きる上で欠かせない「呼吸」。人が体の中で酸素を使ってエネルギーを生み出す過程で、「活性酸素」という物質が発生します。活性酸素には体を守る働きもありますが、増えすぎると細胞を傷つけ、さまざまな不調を引き起こす原因にもなってしまうのです。

本来、体には活性酸素の増えすぎを防ぐ「抗酸化防御機構」という仕組みがあります。しかし、加齢や生活習慣の乱れによってこのバランスが崩れると、活性酸素が必要以上に発生。体にダメージを与えてしまう 「酸化ストレス」 と呼ばれる状態となります。

身近な例でいうと、金属がさびる、切ったリンゴの断面が茶色く変色するのも「酸化」の一種。実は、私たちの体の中でもこれと同じことが起こっているのです。

酸化ストレスがたまるとどうなるの？

酸化ストレスがたまると、以下のような影響が出やすくなります。

集中力が続かない
シワができやすくなる
動脈硬化などのリスクが高まる

このような変化を感じているなら、もしかすると「酸化ストレス」が影響しているかもしれません。

では、なぜ酸化ストレスは増えてしまうのでしょうか？原因としては、喫煙やアルコール、過度な運動、糖化や強いストレスなどが挙げられます。さらに、人間は呼吸をするだけでも活性酸素を生み出してしまうため、完全になくすことは不可能です。だからこそ、毎日の生活の中でできるだけ酸化ストレスを増やさない工夫が大切になってきます。

では、酸化ストレスを抑えるためにどのような習慣を取り入れればよいのでしょうか？取材で得たヒントをもとに、次の章で詳しくご紹介します！

酸化ストレスに負けない3つの習慣

酸化ストレスに負けないために、日常生活の中で無理なく続けられる3つの習慣をご紹介します。

抗酸化作用のある食事を意識しよう

酸化ストレスの原因となる活性酸素の影響を抑えるには、抗酸化作用のある栄養素をしっかり摂ることが大切です。

なかでもおすすめなのが「アーモンド」。実は、アーモンドはビタミンEの含有量がゴマの約300倍、食物繊維はレタスの約9.2倍も含まれる、まさに“スーパーフード”ともいえる食材です。さらに、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らす働きがある「オレイン酸」も豊富に含まれています。

特に朝に摂ると、代謝が活発なタイミングで効率よく栄養が吸収され、1日の元気をサポート。加えて、豊富な食物繊維が腸の動きを促し、スムーズなスタートにもつながります。理想は、毎朝アーモンドを25粒程度食べること。

ただ、毎日続けるのはちょっと大変ですよね。そのようなときにおすすめなのが「アーモンドミルク」です。アーモンドミルクは、アーモンドをすりつぶして水と混ぜた飲み物で、低カロリー・低糖質・コレステロールゼロと、とってもヘルシー。スーパーなどでも手軽に購入できるので、無理なく日々の生活に取り入れられます。