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POSTED BY 料理家、レシピライター taki 掲載日: APR 16TH, 2022.

鶏胸肉レシピ【1】保存版!「鶏胸肉のゆで方」の基本

近年、再び注目されている鶏胸肉。アレンジ次第でさっぱり系からご飯に合う一品まで、そのレシピのバリエーションは豊富。基本のゆで鶏から鶏胸チャーシューまで、気になる一品を連載でお届けします。これを機会に鶏胸肉レシピのレパートリーを増やしてみませんか? 第1回目は「鶏胸肉のゆで方」を詳しくご紹介します。

基本の「鶏むね肉のゆで方」

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「鶏胸肉のゆで方」の基本

鶏胸肉をゆでたとき、パサパサだったり、中心が生焼けだったりと、失敗した経験がある方も多いのではないでしょうか?

このレシピでは特別な調理器具を使わず、おうちで簡単にできる鶏胸肉のゆで方をご紹介します。鶏肉は生焼けだと食中毒のリスクあり! しっとり感を残しつつも、安全に食べられるゆで鶏を作りましょう。

材料(2枚分)

  • 鶏胸肉……2枚(1枚約300g)
  • 長ねぎ(青い部分)……1本分
  • しょうが……1/2かけ
  • 水……500cc
  • 酒……50cc
  • 塩……鶏胸肉の重量の2%

※このレシピでは鶏胸肉1枚に対して、6gの塩を使用しています。

下ごしらえ

1. 長ねぎはさっと洗って、青い部分を取り分けます。しょうがは洗って、皮付きのまま薄くスライスします。

2. 調理前に冷蔵庫から取り出して、常温に戻します。
3. 鶏胸肉の皮と余分な脂肪を取り除いたら、厚みのある部分にフォークで穴を開けます。

4. 鶏胸肉の両面に塩をすり込み、5〜10分ほどおきます。

ゆで方

1. 鶏胸肉がしっかり浸かるくらいの深めの鍋に水と酒を入れ、沸騰させます。
2. 沸騰したら、鶏胸肉・長ねぎ・しょうがを入れて、中火にします。

3. 再沸騰したら火を弱め(弱めの中火)、水の表面がふつふつするくらいの温度を保ちながら、6分ほどゆでたら火を止めます。アクが出たら取り除いてください。

鶏胸肉がやわらかすぎたり、目で見て生の部分がある場合は、加熱時間をのばしてください。

※鶏胸肉の大きさや鍋のサイズによって、加熱時間が異なります。適宜調節しながら調理してください。

4. 火を止めたら鍋にふたをして30分ほどおき、粗熱をとります。

火の通り具合を確認

鶏胸肉をゆでたら、必ず火の通り具合を確認しましょう。

1. 鶏胸肉の中心部分に金串を刺して、ピンクの汁が出てこないことを確認します。

2. 鶏胸肉をスライスして、ピンク色の部分がないか、さらに表面が白くてもピンク色の汁が出てこないかを確認します。可能であれば、中心温度計で温度を確認することをおすすめします。

厚生労働省が示している「十分な加熱」の判断は、「75℃1分以上」またはこれと同等な条件として「70℃3分」「69℃4分」「68℃5分」「66℃11分」「65℃15分」です。低温調理を行うときには、中心温度計を使用し、お肉の中心部の温度をきちんと確認すると良いでしょう。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/006/001/d00008554.html

※ご家庭での衛生管理をお願いいたします。

保存方法

ゆでた鶏胸肉は、上手に保存することでしっとりした食感を保つことができます。

  • ゆでた鶏胸肉は粗熱を取
  • 清潔な保存容器にゆで汁に鶏胸肉が浸かるように入れ
  • 冷蔵で1〜2日以内なら保存可能

※夏場は保存期間が短くなる場合があります。ご家庭での衛生管理をお願いいたします。

[All photos and recipes by taki unless otherwise noted.]

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taki

taki/料理家、レシピライター

製薬会社を退職し、飲食業界へ。様々な店で修行しながら調理師資格を取得し、おべんとう屋"takiben"を創業。その後はレシピ開発やデザイン、レシピライターとして活動中。Web媒体へ多数のレシピ掲載実績を持つ。 「おうちの料理人のみなさんに、作る喜びを味わってもらえるような記事を目指します。」

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