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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: APR 28TH, 2021.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【8】ポーランドのピエロギ風茹で餃子はバターソースで!

【毎週水曜10:00配信】ほぼ毎週金曜12:00からSNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」で活動中のイエモネお昼ごはん部。材料ほぼ3品でサクッと一緒においしいごはんを作って食べようという試みです。声だけのコミュニケーションですが、いつもどうにかなってます。同じ釜の飯ならぬ同じルームで飯!今回はポーランド料理”風”です。

ピエロギ

金曜日のお昼ちょうどにRoomが始まります!

イエモネお昼ごはん部のClubhouseのRoomは【材料ほぼ3つ!一緒にお昼ごはん作って食べよう 】です。『誰でも参加OK、ききせんOK!材料そろえて集合してください〜作って食べて1時間以内にサクッと終了します!』これがRoomのコンセプト!果たして13:00までに食べ終わるのか!というちょっとしたドキドキもありますが、これまでのところ、45分頃には後片付けを始められるいいペースです。

新緑の季節に緑色のピエロギ!

「ピエロギ」、聞きなれない料理名ですよね。ポーランドの国民的料理なんです。その姿は限りなく茹で餃子に近くて、小麦粉の生地にベイキングパウダーを入れてふっくらさせてつくります。

具は、ほぼ餃子と言った豚肉とキャベツとか、チーズ、ベーコン、キノコ、じゃがいも、サーモンとか様々です。たれは肉にくしいグレービーソース、バターソース、サワークリーム、チーズソース、クランベリーなどがあるようですが、グレービーが一番よく食べられているとか。今回は作りやすくておいしいバターソースにしましょう。

今回は餃子の皮を使ってバターソースでいただきます

自動生成された代替テキスト: の子。皮一ュラーサイ
材料

とはいえ、材料ほぼ3つというお手軽さがうれしいこの企画。あれこれ考えた末、餃子の皮、ほうれん草、クリームチーズの3つで、新緑の季節にぴったりの緑色爽やかなピエロギ風茹で餃子ということで、作ってみましょう。

材料:厚手の餃子の皮がおすすめです!

一人分でピエロギ風茹で餃子8個分です。餃子の皮は厚めのものがいいです。

厚めの餃子の皮 8枚
クリームチーズ 50g
ほうれん草(二把分を茹でたもの) 50g
塩・こしょう 少々
<ソース>  
バター 20g
ウスターソース 小さじ1
コンソメスープ 小さじ1/2
大さじ1
黒コショウ 適量

作り方:茹で時間に注意です!

茹でるので、餃子の皮がとろけてしまわないように茹でる時間に注意です。具材には火を通す必要はないので、「皮がやわらかくなったかも」くらいでOKです。

1.ほうれん草を耐熱容器に入れてラップをかけて、電子レンジ600wで3分加熱し、水にとり、温度が下がったら水分を切ります。根を上に、葉先を下にして持ち、もう一方の手で上から下へと押しながら絞ります。

2.ほうれん草を1㎝幅に切りボールに入れて、クリームチーズも入れて、塩コショウ少々を加えて全体に合わせます。

ほうれん草とチーズ

3.餃子の皮8枚それぞれに2の1/8量を、餃子の皮の中心に片側にちょっと偏るように置きます。

皮に具を乗せる

4.具がのっていないほうの皮を持ち上げて反対側に折り、重なった部分をフォークの先で押しながらくっつけます。中に空気が入っていると茹でているときに膨らんで破れてしまうので、空気はなるべく抜いてください。

包む

5.たっぷりのお湯を沸騰させて、3を入れて1分から2分茹でます。(皮が少し透明になるまで。具は火を通さなくていいので茹ですぎ注意です)

6.ウスターソース、水、コンソメソースを器に入れてよく混ぜ、バターを入れて、電子レンジ600wで30秒加熱して、取り出したらよく混ぜて、黒コショウを加えてバターソースを作ります。

オプション:具は洋風なものならなんでもOK!

  • イタリアンパセリなどを散らすと一層爽やかな雰囲気になります。
  • ほうれん草の代わりに、鮭フレーク、ハム、ツナ、椎茸などを入れてもおいしいです。
  • クリームチーズの代わりに、フェタチーズでさっぱりと、ポテトサラダでボリュームを出しても。

さぁ、参加者のみなさんの作品ですヨ!

作っている途中で、参加者のみなさんが一番不安になったのは餃子の皮をフォークで押さえるところでした。「ラビオリみたいにやってくださいね」ということでピンと来てくれた人も。でも、飾りみたいなものなんで、フォークのあとをつけなくっても、皮をちゃんとくっつけて置けば出てきたりしません。

©Maru

こちらおいしそうに寄りで撮ってくれたのはMaruさんの作品。緑色のほうれん草が透けて、とっても爽やかでおいしそうです。トッピングのオプションは冷蔵庫にあったわさび菜とのこと。この時期においしいですよね。ちょっとピリッとしてアクセントになります。午後からも忙しいMaruさんは12時47分には洗い物も終わったそうです!

©Aya Yamaguchi

山口さんは胡椒たっぷり。そう、クリームチーズと胡椒は相性がいいですよね。縁取りも可愛くできてます。

©Aya Yamaguchi

こちらのアップはなかなかのシズル感!これはもうピエロギ風の風を取ってピエロギと呼んでもいいのではないでしょうか。どうかな。

©Chika

chikaさんは毎回可愛く仕上げてくれます。あえて縁取りなしでスッキリとした雰囲気です。ソースがおいしいってコメントもらいました。ありがとうございます。市販のものを組み合わせるときは、それぞれの量を使いすぎないのがコツかもしれません。

©Mayumi.W

Mayumiさんは、空気が入ってしまっていたせいか破れて具が外に出てしまい、全体が一体化してしまったそうです。しかし、これはもしかして新しいタイプのラザニアかも。味はおいしいくいただいたとのことでした。よかった!

今後のClubhouseのRoom開催のお知らせは「イエモネ編集部」のオフィシャルツイート イエモネ編集部さん (@iemone_twi) / Twitter で随時お知らせしますね。

次回は「材料も少なきゃ調味料も少ないデンジャラス酢豚!」です。お楽しみに!

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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