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POSTED BY イエモネ編集部 掲載日: MAY 23RD, 2026.

衣服の熱湯消毒は効果あるの?気になるニオイの正体や対策をプロが解説!【白洋舍・洗濯科学研究所】

創業120周年を誇る大手クリーニング会社『白洋舍』にて、洗濯を科学的に研究する『洗濯科学研究所』。衣服の汚れや傷みと日々格闘するプロフェッショナルに、日常で悩みがちな洗濯のあれこれを質問! 主任研究員を務める佐藤友彦さんに、汗ばむ季節に気になるニオイへの対策やNG行為について解説してもらいました。

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汗ばむ時期の嫌なニオイは汚れと菌が原因

夏場などに気になる独特なニオイ……気になりますよね。あの悪臭は、衣服や皮膚に付着した菌が、タンパク質や脂質などの汚れを分解する過程で発するニオイ物質が原因です。主に汗や皮脂、食べこぼしなどをエサとするため、季節を問わずに発生するリスクはあります。とくに湿度が高く汗ばむ時期は菌が発生しやすくニオイが強まりやすくなります。

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最近では、ニオイが気になったときに衣服に熱湯をかけたり、鍋で煮たりなどの処理で対策している人もいますが、実はあまりおすすめできません。

熱によって菌を少なくまたは死滅させることはできますが、汚れの種類によっては、高温をかけてしまうと固着して、通常よりも取れにくくなってしまい、再度菌が付着すればニオイの原因になります。

菌が繁殖する前に汚れを落とす

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根本的にニオイを解消するためのおすすめの方法は、粉末洗剤を40℃くらいのお湯に溶かして、衣服を30分ほど漬け込んでから、通常通り洗濯を行うことです。それでもニオイが気になるようであれば市販の酸素系漂白剤を60℃くらいのお湯に溶かして、同様に漬け込むのも選択肢の一つです。

(ただし、温水や漂白剤の使用で衣類が変色してしまう可能性もあるため、取扱表示の確認も必要です)

何よりの対策は、ニオイの原因となるタンパク質や脂質などの汚れと菌を共存させないことです。熱湯をかける方法では、ニオイの原因は退治できず、衣類の変色や傷みにつながることもあります。とくに夏場は条件がそろいやすいので、洗濯をこまめに行って清潔に保つようにしましょう。


佐藤友彦さんプロフィール
洗濯科学研究所所属 主任研究員。繊維製品品質管理士(TES)、タオルソムリエ、作業環境測定士などの資格を持つ。

白洋舍・洗濯科学研究所
白洋舍の創業者・五十嵐健治の「洗濯を学問にしたい」という思想をもとに、1934年に設立した自社研究機関。クリーニングの汚れ落ちや洗剤・洗浄液を科学的に研究し、新サービスの開発に加えて、全国の工場の洗浄品質を定期検査するなど、白洋舍の技術の基幹を支える。

白洋舍・洗濯科学研究所
東京都大田区下丸子2-11-1

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