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POSTED BY ライター・エディター・ディレクター たい 掲載日: MAR 5TH, 2020.

江戸時代から続く老舗の“ひとふり七味”が可愛すぎ・おいしすぎ!

日本を代表する薬味・スパイスともいえる「七味」。キッチンやテーブルに置きっ放しになっていることも多いですよね。でも、七味の命はパッと弾ける新鮮な香りや辛み! 1食使い切りの“ひとふり”タイプなら、その初々しい風味でいろいろな味が楽しめます。

八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)」七味

日本三大唐辛子の新鮮でパッと弾ける香り・辛み・味わい

小分けになった、色とりどりの七味。可愛らしいパッケージも自社デザイナーによって作られた、長野県にある江戸時代創業の「八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)」の七味です。

もちろん、瓶や缶に入った一般的な七味もありますが、それほど使う頻度が多いわけでもないし、使い切れずにテーブルやキッチンに置きっ放しになってしまい、いざ使いたいときには固まっているなんてことも! なにせ風味が悪くなってしまいます。

空気に触れたときから鮮度が落ちていく七味。個人差はありますが、1食に使う七味の量は約0.2gなんだとか。この“ひとふり”0.2gの小分けパッケージになっているのが「おためし七味」432円(税込)。ベースになる七味をはじめ、一味唐辛子、深煎七味、ゆず七味、七味ガラム・マサラなど、7種類が入っていて、料理によっていろいろな味を楽しめるのに加え、開封したての香り・辛み・味わいは、日にちが経ったものとは雲泥の差!

ジンバブエ産の唐辛子を使った“BIRD EYE(バードアイ)”も入っていますが、これは、通常の3倍ほどの辛さをもったキレのある風味なので要注意です!

約30種類の素材からオリジナルスパイスを作れる

ひと口でパッと風味は広がるけれど、ひと口で語れないのが“七味”の奥深さ。7種類の素材を使うこと以外は七味に定義はなく、素材や調合により味はさまざま。日本三大唐辛子に数えられる東京の「やげん堀」、京都の「七味家本舗」、長野の「八幡屋礒五郎」で比べると、「やげん堀」は2種類の唐辛子で辛さに深みがあり、「七味家本舗」は唐辛子以外の素材使いで香りが立っているなどの個性があります。

善光寺の門前に店を構える「八幡屋礒五郎」の七味はというと、辛みを出すための唐辛子、辛みと香り両方をあわせ持つ山椒や生姜、風味と香りのよい麻種(おたね)、胡麻(ごま)、陳皮(ちんぴ)、紫蘇(しそ)の7種類を使い、辛みと香りの調和のとれた奥行きある味わい。

本店などの店頭では、ガラスケースに赤・オレンジ・緑・黄・茶色など、日本はもとより、世界各国から取り寄せられた素材が並び、オリジナルスパイスを作ることもできます。

自社農場で生産された唐辛子「三鷹(さんたか)」、「万願寺唐辛子」、三鷹の6倍の辛さをもつ自社産「ハバネロ」など、唐辛子だけでも6種類前後がそろい、陳皮(ちんぴ)や黒胡麻、ゆず、コリアンダー、パセリ、オニオンなどを含めると、約30種類の素材から好みのものを選ぶことが。

グラム単位で調合できますが、どんな素材を選んでいいのかわかりませんよね。「最初はしびれる辛さで後味は爽やかに」「辛みは控えめで甘みを感じるように」「○○料理に合うもの」などとオーダーすれば、スタッフのアドバイスのもと世界にひとつだけのオリジナルスパイスを作ることができます。

そんな七味の魅力に取りつかれたら、一家に一台「椅子缶」1万6500円(税込)はいかがでしょう。金フタはクッション性、座面をはずせば中に小物なども収納できます!

おためし七味
432円(税込)
賞味期限:約4カ月
http://shop.yawataya.co.jp/shop/item_detail?category_id=0&item_id=2528877

椅子缶
16,500円(税込)
直径約30cm×高さ約45㎝
http://shop.yawataya.co.jp/shop/item_detail?category_id=563791&item_id=2530071

八幡屋礒五郎本店(やわたやいそごろうほんてん)
住所:長野県長野市大門町83
電話番号:026-232-8277
営業時間:9:00~18:30
定休日:なし
アクセス:JRほか「長野駅」より徒歩23分
https://www.yawataya.co.jp/

[All Photos by (C)tawawa]

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たい

tai/ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌などで豊富な取材を経験。お家で仕事をすることも多いライターだから、“家もいいよね”といえる「イエモネ」な居心地は大切! 読者やユーザーの案内役・ナビゲーター的な距離感を大切に、ライフスタイルにヒントやうるおいを与える情報を発信。

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