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POSTED BY ライター/編集/フードアナリスト 中山秀明 掲載日: DEC 23RD, 2021.

【食のプロが食べ比べ】コンビニとケンタとモスを味比べ!フライドチキン対決

年末グルメの風物詩のひとつが、ケンタッキーの行列ではないでしょうか。コンビニ各社のホットスナック周辺もPOPがにぎやかになり、フライドチキン合戦が今年も熱くなりそうです。これら、味はどう違うのでしょうか? モスバーガーの名脇役「モスチキン」も加えた5商品を食べ比べます。

骨付きのフライドチキンを食べ比べ。王者ケンタッキーとモスチキン、そしてコンビニ大手3社の計5品を集めました
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「ケンタッキー」は衣と肉のメリハリが秀逸で飽きない上品な味

やはりトップバッターは「ケンタッキーフライドチキン」でしょう。世界一有名なシェフともいえる、創業者のカーネル・サンダースが秘伝の味を創ったのは1940年。現在は世界で3人しかそのレシピは知らず、11種類のハーブ&スパイス、圧力釜でじっくり揚げること、お店で1本ずつ手づくり調理することで、あのおいしさが生み出されています。

オリジナルチキン。税込250円

重さは87g(筆者調べ/以下同)。運よく、代表的な部位の「ドラム」でした。今回食べ比べて実感したのは、衣と肉のメリハリのよさ。衣はパリっとして比較的薄めながら、唯一無二の味がしっかり付いています。一方、中身はチキンのうまみをしっかり感じられるピュアなテイスト。

また、肉は圧力調理によるしっとり&ジューシー感も抜群です。油っこさがなく上品で、これも“ついもう1個食べたくなる”飽きないおいしさの秘訣だと思いました。

オリジナルチキン
税込250円
https://www.kfc.co.jp/

  

「モスチキン」はザクザク感と醤油のうまみがトリッキー

フライドチキンのロングセラーといえば、「モスチキン」も外せません。こちらは特製の醤油ダレに漬け込んだ鶏ムネ肉を、米粉入りの衣で包み揚げたザクザク感が特徴。実は1992年から販売していて、2022年で30周年を迎えます。

モスチキン。税込270円

103g。こうして食べ比べると、ムネ肉使用のザクザク醤油味ということでかなり独特です。とはいえ、このクリスピー感とうまみ満点の香ばしい味付けはヤミツキのおいしさ。衣がザクザクしているからか、肉は柔らかく感じられ、鶏ムネにありがちなパサパサ感もありません。ほどよくむっちりした弾力で、食べごたえも抜群です。

モスチキン
税込270円
https://www.mos.jp/cp/chicken/

  

「ファミマ」はスパイシーでワイルドなおいしさ

ファミリーマートといえば2021年で15周年の「ファミチキ」が有名ですが、実は骨付きのフライドチキンのほうが“先輩”で、2001年のデビューから20周年を迎えます。いわば「ファミチキ」のルーツであり、またこれら飽くなき商品開発によって、調査(※)によるとファミマは日本で2番目に人気のチキンのお店と認識されていることがわかったそうです(コンビニではファミマが1位)。

※:2021年8月、「インテージ」調べ

ファミマプレミアムチキン(骨付き)。税込250円

アニバーサリーイヤーであるからか、今年はいっそうフライドチキンに注力しており、今回紹介する「ファミマプレミアムチキン(骨付き)」は自社史上最多となる18種のスパイスを使用するなどこだわりは随所に。

サイズは146gと今回で最もボリューミー。赤黒い色味で厚めな衣はカリカリ、肉はワイルドな食感で“骨付き肉にかぶりついてるぞ!”という感じがします。また、香りにはシナモンやコリアンダー系のフレーバーを感じる、特別なスパイシーさもおいしいと思いました。

ファミマプレミアムチキン(骨付き)
税込250円
https://www.family.co.jp/goods/friedfoods/0252607.html

  

「ローソン」は味付けと食感ともに好バランス

ローソンは「からあげクン」が有名ですが、「Lチキ」などチキンは全体的に得意分野。今秋は新作「パリチキ」もデビューしましたが、同社の骨付きフライドチキンといえば2013年に登場した「黄金チキン」です。

黄金チキン 骨つき。税込240円

127g。ウリは15種のスパイス&ハーブによる華やかな風味とのことで、胡椒、ローズマリー、ナツメグなどの香りを感じます。厚めな衣はほどよくカリッとしていて、肉はしっとり&むっちり。味付け、食感ともに好バランスに仕上げられています。

黄金チキン 骨つき
税込240円
https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1443802_1996.html

  

「セブン」は胡椒の香りが印象的

セブン-イレブンにおける代表的なチキン商品は「からあげ棒」でしょう。いつデビューしたかははっきりわからないのですが、2000年前後には存在していたと記憶しています。そんな「からあげ棒」ですが、世界的なコロナ禍で原材料供給に滞りが発生し、今秋発売休止が発表されネットを中心にザワつきました。

とはいえ「ななから」や「揚げ鶏」はありますし、今回は「ななチキ(骨付き)」をセレクト。

ななチキ(骨付き)。税込300円

138g。皮は他のコンビニより比較的薄めで、パリっとした印象です。「ななチキ」の味付けは11種のスパイスを使っているのが特徴で、黒胡椒のフレーバーを強めに感じますが、辛さはなく食べやすい香ばしさです。肉はふっくらした弾力で、中の味付けもしっかりめ。300円と、強気な価格はおいしさへの自信のあらわれでしょう。

ななチキ(骨付き)
税込300円
https://www.sej.co.jp/products/christmas/chicken.html

  

フライドチキンのシーズンということで、お店によっては限定値下げやまとめ買いによる値引きを実施しています。本稿の他各社のサイトもチェックして、おいしいクリスマスを迎えてください!

※各店で購入。商品名、価格、仕様、品揃え等は変更される場合があります。
[All Photos by Hideaki Nakayama]

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中山秀明

Hideaki Nakayama/ライター/編集/フードアナリスト

食の分野に詳しいライター兼フードアナリスト。雑誌とウェブメディアを中心に編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TV番組や大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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