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POSTED BY ライター/編集/フードアナリスト 中山秀明 掲載日: JAN 30TH, 2020.

【食べ比べ】定番なのにはワケがある!コンビニなどのシュークリームを比較して違いを発見

バスクチーズケーキにロールケーキなど、すっかり1ジャンルとして定着したコンビニスイーツ。そのなかでも定番中の定番で、味わい別に数種がラインナップしていることも珍しくないのがシュークリームです。

今回はコンビニ各社と、シュークリームが名物の「銀座コージーコーナー」の、特にポピュラーな味わいのシュークリームを集め、5種類を食べ比べてみました。特徴の違いや、各社の味の方向性などを明らかにしていきます。

シュークリーム「コンビニ」「コージーコーナー」
食べ比べる5種を一堂に。サイズや色味など、見た目だけでも違いがあることがわかります

圧巻のクリーム感。コージーコーナー「ジャンボシュークリーム」

シュークリームにお手本があるとすれば、「銀座コージーコーナー」の「ジャンボシュークリーム」が挙げられるでしょう。ということで、まずはこの名作から。こちらは1984年に誕生した同店を代表するロングセラーで、今回はシンプルなカスタードをチョイス。

銀座コージーコーナー「ジャンボシュークリーム(カスタード)」。税抜130円、237kcal

薄いシュー生地は繊細でしっとり。その中にはとろとろのカスタードがたっぷりでボリューム感も十分。インパクトのあるクリームと、それを下支えする皮とのマッチングに絶妙で、クリームを存分に楽しむためのスイーツだと思いました。

銀座コージーコーナー「ジャンボシュークリーム(カスタード)」
税抜130円
https://www.cozycorner.co.jp/

カスタード好きはこれ。ファミリーマート「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」

大きな特徴は「コクと旨みのこだわり卵」を使用したカスタード。さらに、ブレンドしている北海道産生クリームの割合をアップすることで、コクのある味わいに。“クリームたっぷり!”と冠した商品名からして、その自信がうかがえます。

ファミリーマート「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」。税抜120円、236kcal

カスタードは色からして濃く、とろみも強め。そのためクリームの量はたっぷりながら、まとまりがあって味わいに凝縮感も。また、濃厚とはいえ甘さや香りはそれほど強くないので、ヘビーな感じではないです。生地が厚めで、力強いクリームをしっかり受け止める相性のよさもポイント。

ファミリーマート「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」
税抜120円
https://www.family.co.jp/

大きいのに安めでリーズナブル。ローソン「大きなツインシュー」

こちらは、ミルキーで口どけのよいホイップクリームとカスタードが決め手。以前よりもクリームの量を増やし、よりリッチなクリームのおいしさを感じられるスイーツに仕上げています。

ローソン「大きなツインシュー」。税抜111円、361kcal

商品名に恥じない大きさで、サイズ感はピカイチ。生地は厚めでふっくらしており、食べ応えをより訴求しています。中身は生クリームがある分軽やかなタッチで、とはいえ物足りなさはありません。価格がリーズナブルなのも魅力です。

ローソン「大きなツインシュー」
税抜111円
http://www.lawson.co.jp/

味も見た目も高級志向。セブン-イレブン「濃厚バニラカスタードのシュークリーム」

パッケージに入った茶×金の差し色、生地の表面の焦げと粉糖が、ひと際高級感を醸し出しているセブン-イレブンのシュークリーム。シュー皮は発酵バターを使っているため、香ばしい風合いになっているとのこと。

セブン-イレブン「濃厚バニラカスタードのシュークリーム」。税抜120円、229kcal

セブン-イレブンはPBの卵に、パティシエの声から生まれた「エグロワイヤル®」という、標準の2~3倍の値段がする高級卵を使いますが、この商品もカスタードに採用。濃厚ながら余韻にキレがある、上品な味わいに仕上がっています。生地の味的な香ばしさやバニラの香りは普通ですが、粉糖のアクセントが全体に立体的な味の層を生んでいると感じました。

セブン-イレブン「濃厚バニラカスタードのシュークリーム」
税抜120円
https://www.sej.co.jp/

生地のバターとクリームのバニラの香りがマッチ。ニューデイズ「パイシュー」

最後はJRの駅コンビニ、ニューデイズの「パイシュー」を。こちらは厚皮のパイ生地シューになっていて、中には北海道産の生クリームをふんだんに使用したカスタードホイップクリームがたっぷり。

ニューデイズ「パイシュー(北海道産生クリーム入りホイップカスタード)」。税抜130円、316kcal

生地は焼き立てでないためサクサク感は乏しいものの、バターの香りがリッチで味にも厚みを感じられます。中身は生クリームとカスタードのW仕様で、甘味やテクスチャーが好バランス。バニラの香りも効いていて、バターとの相乗効果も。販売先としては一部のキオスクにもあるようなので、見つけたらぜひチェックを。

ニューデイズ「パイシュー(北海道産生クリーム入りホイップカスタード)」
税抜130円
https://www.j-retail.jp/

おまけ情報として、今回のローソンとニューデイズは山崎製パンが製造元。同じとはいえその味わいはかなり違い、開発力を感じました。5社それぞれの特徴が出ているシュークリーム。ぜひ食べ比べて、お気に入りを見つけていただけたら。

※商品名、価格、仕様、品揃え等は変更される可能性がございます。
[All Photos by Hideaki Nakayama]

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中山秀明

Hideaki Nakayama/ライター/編集/フードアナリスト

食の分野に詳しいライター兼フードアナリスト。雑誌とウェブメディアを中心に編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TV番組や大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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