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POSTED BY ライター 林美由紀 掲載日: JAN 1ST, 2024.

【お年玉はいくらあげるべき?】相手別の相場・平均額をチェック

このお正月休みは、久しぶりに実家に帰り、親戚や友人に会ったという人も多いかもしれません。そんな時、準備しておきたいのが「お年玉」。でも、いったい、誰にいくらあげればいいの?そもそも、お年玉ってなんであげるの? この記事では、お年玉の気になるポイントについて解説しています。

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2024年のお正月休みは久しぶりにみんなで集まったり、故郷に帰ったり、と思い思いの時間を過ごされたかもしれませんね! そんな集まりや帰省の時に用意しておきたいのが、子ども達への「お年玉」。

そもそも「お年玉」ってどうしてあげるの? いくらあげればいいの? という疑問を解決すべく、調査結果なども含めて解説します。

「お年玉」の由来は?

現代で「お年玉」といえば、お正月の時期に大人から子どもに渡すお金のことを指します。

しかし、お正月に子どもにお金を配る風習は、昭和30年代後半、高度経済成長期の頃から広まったのではないか、といわれています。

もともとは、各家庭で祀っている「年神様」にお供えしたおもちを分けて餅玉にしたものを、その家の家長が「御年魂」「御年玉」として家族に分け与えました。新年に、「年神様」から新しい魂「年魂(としだま)」を授かって、1年元気で豊かに過ごすことができると信じられてきたのです。

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お年玉の平均額は?

それでは、実際、お年玉は誰にいくらあげればいいのでしょうか。

【お年玉の平均金額】

未就学児   10,294 円
小学校低学年  9,418 円
小学校高学年  8,625 円

SOMPO ひまわり生命の調査によると、孫に渡したお年玉の平均額は…9,222円

年齢別で見ると、未就学児のお年玉が一番多い結果に。小学校入学前までにもお食い初め、初節句、七五三などの行事も多いので、その分も一緒に……なんてこともあるのかもしれません。

渡す相手別の金額相場は?

PR TIMES

マーケティングリサーチ会社・インテージが発表した「いまどきお年玉事情」という調査の中で、渡す相手別のお年玉のひとりあたりの金額を発表していたので、見てみましょう。

【渡す相手別 お年玉の金額】

未就学児    3,000円以下(50%) 
小学校1~3年生 1,000円超~3,000円(43%)
小学校4~6年生 3,000円超~5,000円(42%)
中学生     5,000円超~10,000円(46%)
高校生     5,000円超~10,000円(51%)
大学生     10,000円超~20,000円(46%)

小学校の低学年くらいまでは、1,000円~3,000円、高学年は3,000円~5,000円。中学生と高校生では、5,000円超~10,000円、大学生10,000円超~20,000円で、大学生の場合は、20,000円を想定している人も3割ほど。小学校高学年から高校生くらいまでは、金額はそんなに大幅に増えない印象です。

それぞれの関係性などにもよりますが、5,000円~10,000円が相場といえそうですね。

お年玉は、子どもたちにとっては楽しみなもの。大人にとっては渡す相手や金額など少し悩ましいもの……でもありますが、お年玉の平均や渡す相手別の金額を参考に、迷わず準備したいものですね。

もしくは、いくらが妥当か、どのタイミングで金額を増やすかなど、友人や親戚ならば、事前に取り決めをしておくのもよいかもしれません!

[Photos by shutterstock.com]

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Miyuki Hayashi/ライター

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスライター。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、クモの巣、絵本、漫画、子どもなど。グッとくる雑貨、ハンドメイド作品、文具、生き物、可愛いものとヘンテコなものを日々探しています。

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