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POSTED BY ライター 秋山悠紀 掲載日: NOV 6TH, 2019.

「人生100年時代」で大事なことって?土日にゆっくり寝るのはNG!

長寿化が進む日本において今、声高に叫ばれている「人生100年時代」。そんな人生100年時代において、健康寿命を延ばすためにどのようなことが必要なのでしょうか。サントリー食品インターナショナルが10月9日に開催した、健康寿命延伸への貢献を目的としたサントリー100年ライフプロジェクト「ウェルビーイングトレンドサーベイ2019」記者発表を取材しました。

「人生100年時代」で大事なのはお家での過ごし方

みんなが気にしているのは、やはり健康面

サントリー食品インターナショナル株式会社の常務執行役員・沖中直人氏が登壇した記者発表ではまず20代~70代の男女を対象に行った、「人生100年時代」に関する調査結果を発表。健康寿命への意識の高まりから、気になる健康に関するキーワードは「高血圧症」や「糖尿病」といった生活習慣病が上位にランクインしていました。

また、健康のために行いたい行動や現在行っている行動については、「歩く・ウォーキング」や「ストレッチ・柔軟」、「早寝・早起き・睡眠」など、外出をせず家でできるような習慣行動が上位に。

20代~30代女性の間で健康系アプリが人気に

利用している健康関連サービスについては、「体重、血圧など健康状態の計測結果を記録してくれるアプリやWebサービス」が特に20代~30代女性の間では顕著な伸びが見られました。

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その他では、「体重計」や「血圧計」などが安定の上位で、いずれもわざわざ医療機関やジムなどに行かなくても、自宅に置いて毎日チェックしたり、手軽にスマホなどで利用できたりするサービスを多くの人が求めていることがわかります。

人生100年時代に向けた健康習慣のためには、やはり家での過ごし方や自宅で簡単にできる生活習慣が重要視されていることがよくわかる調査結果となりました。

土日にゆっくり寝るのはNG!

生活習慣病の根本的な原因は、毎日の睡眠不足

そこで記者発表では、今回の調査結果をもとに予防医学研究者の石川善樹先生が健康のためにできる、すこやかな生活習慣の作り方を解説しました。

石川先生によると、生活習慣病は身体活動の不足や食生活の乱れから起こってしまうそう。そしてそれらの根本的な原因は、毎日の睡眠不足に集約されるのだとか。

忙しい現代人にとって睡眠不足をどう確保するかは非常に難しい問題です。早寝早起きを行いたいけれども行えない理由としては、平日の仕事の忙しさがあるでしょう。

“寝だめ”が日常の「時差ボケ」を生み出す

平日ゆっくり眠れない人が土日に平日より2~4時間遅く起きるなど“寝だめ”をする習慣は珍しくありません。しかし、石川先生はこの寝だめが非常によくないことを指摘します。

なぜなら、平日と休日とで起きる時間が異なってしまうと、体が「時差ボケ」と認識してしまうから。そのため、月曜日の朝から「なんだか体の調子が悪い」という事態に陥ってしまい、その影響は水曜日まで残ってしまうのです。こうした休日の寝だめの悪影響は「社会的時差ボケ(ソーシャル・ジェットラグ)」と言われ、慢性化することで睡眠不足や生活習慣病などを引き起こすリスクを高めてしまうと警鐘を鳴らしました。

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土曜の朝、平日と同じ時間に目を覚ます

土曜の朝も平日と同じ時間に起きるためには?
土曜の朝も平日と同じ時間に起きるためには?

そこで石川先生は、睡眠を整えるポイントとして土曜の朝に起きる時間がカギだと強調しました。土日も平日と同じ時間に起きるためには、金曜の夜に遅くまで飲み食いすることを控え、土曜の朝にしっかりと起きる生活習慣をつけていくことが大切。土曜の朝、平日と同じ時間に目を覚ましたら、太陽の光を浴びてお腹に物を入れることで、体に起床のスイッチを入れる必要性を説きました。

“ハナキン(花金)”ではなく“ハナモク(花木)”に

そうは言っても、1週間のうち1日は飲み会や自由な夜を楽しみたいもの。そんな人には“ハナキン(花金)”ではなく“ハナモク(花木)”にしてみるのもおすすめ。

木曜の夜に飲んだり食べたりすれば、金曜の夜は眠たくなり、すぐに床に就く習慣ができる可能性が高まります。このように、土日の家での過ごし方を整えていかに1週間の適切な生活リズムを作っていくかが、予防医学の観点からも重要になっていると石川先生は話しました。

1日のスケジュールを書き出してみる

1日スケジュール書き出す
1日のスケジュールを書き出すことで生まれる生活習慣の好循環

また、睡眠や仕事、食事などの1日のスケジュールを書き出してみると、どのポイントで生活リズムが狂ってしまうかが浮き彫りになります。朝起きる時間が遅い人を例にしてみましょう。

時間がないために朝食を食べない→午前中にお腹が空いてしまうためお昼に食べすぎる→午後眠たくなり仕事が非効率化する→夜遅くまで仕事をする→就寝時間が遅くなるので次の日起きる時間が遅くなるといった生活習慣になっていることがあります。

そこで出勤前にしっかり家で朝食を食べるという習慣に変えてみると、午前中にお腹が空きすぎずお昼を食べすぎることもなくなるかもしれません。すると午後の仕事がはかどり、いつもより早く帰宅できるかもしれません。このように、毎日の習慣の中で1つ変えるだけで仕事や睡眠時間の確保など悪循環だったものが好循環のループになる可能性があります。

人生100年時代で必ずカギとなる健康寿命。今からお家でできることは、まだまだありそうです。できそうなことから少しずつでも始めてみると、人生の楽しみ方さえも変わってくるかもしれませんね。

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[All Photos by Shutterstock.com & Yuki Akiyama]

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Yuki Akiyama/ライター

女性のライフスタイル、子育て、社会、旅、ドラマ、映画などについて執筆中。都心の古アパートから自然豊かな郊外の戸建てに引っ越し、子育てとズボラな家事をしながら夫とともにローン返済に追われる日々を過ごしています。

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