みなさんが思い描く、豊かな暮らしとは? フランスで暮らしていると、毎日を工夫しながら過ごすのも、人生を豊かにするひとつの方法だと気づきます。でもそれは、憧れのスローライフとは少し異なる、ちょっとした暮らしの知恵なのです。この連載では、毎日を快適に過ごすコツやアイデアなどを南フランスよりお届けします。

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今回のテーマは、時短クッキング。日本とは勝手が少し異なる、フランス流の時短クッキングをご紹介します。
フランス人も、平日はやっぱり忙しい!?
マルシェで調達した新鮮な食材を使って、手間ひまかけたお料理を楽しむのもフランスの習慣です。でもそれは、時間に余裕があるときだからこそ、できるもの。フランスは共働き世帯が多いこともあり、平日は時間をかけずに手早く料理を済ませる人が意外にも多いのです。
週末にまとめて下ごしらえ

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そんな背景もあり、現代のフランスではテレビ番組に雑誌、ネットでも時短クッキングや簡単レシピのアイデアをよく取り上げています。
ここ数年、こちらで人気を集めているのが「ル·バッチ·クッキング」と呼ばれる、料理の下準備。向こう1週間の夕食(プラスお弁当)の下ごしらえを、週末にまとめてやってしまおう! と言うアイデアです。もともとは英語圏から入ってきた方法なので、“batch cooking”と英語で表記します。
平日の食事作りがラクになるよう“野菜をカットしておく”、“卵を茹でてカラを剥いておく”、“肉を焼いておく”、“ピューレを作っておく”など、決まった惣菜の作り置きよりもカンタン! 下ごしらえなので、その日の食べたい気分に合わせて、パパッと調理できるのも魅力です。
※英語圏でのバッチ·クッキングだと、ラザニアやグラタンなど一品料理の作り置き&冷凍という意味合いが強いです。
ごはん作りに、自動調理器が大活躍!

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そんなバッチ·クッキングの強力な助っ人となるのが“調理ロボット”、自動調理器です。フランス人のキッチンで見かけることが多い、人気の調理アイテムです。

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シンプルに煮炊きするものから、ロボット内蔵の多彩なレシピでレストラン顔負けの料理を作ってくれる(!)ものまで、各メーカーからさまざまな自動調理器が販売されています。
我が家も昨年に購入、調理ロボットのおかげで日々の食事作りが非常にラクになりました。優秀なアシスタントのおかげで、パンやお菓子作りもラクラク!
冷食や缶詰、瓶詰めを活用

新鮮な野菜に専門店顔負けのパンや一品料理、そしてデザートまでが揃う日本でも大人気のフランス発冷食専門店「ピカール」を筆頭に、こちらのスーパーは冷食がとても充実しています。
冷食だけで、その日の夕食ができてしまうほどのラインナップです。ただ、おいしくても割高になるため、冷凍野菜を使う、メインの料理は冷凍のリゾットにするといった使い方が一般的。
当地で冷食に負けず、豊富なバリエを誇るのが缶詰や瓶詰めです。いんげんやほうれん草などの野菜、鴨肉のコンフィや肉の煮込みなど温めるだけでメイン料理になるもの、さらにはパスタの缶詰までが揃います。あっと驚く缶詰の数々を姉妹サイトTABIZINEでご紹介しているので、ご興味のある方はどうぞ!
>>>ウサギに牛タンにパスタまで、フランスの面白い缶詰〜メイン料理編〜
マダムたちが平日に作っているものって?
さて、フランス人マダムたちは、忙しい平日はどんなものを作っているの? 周囲の人たちにヒアリングしてみました!
- 缶詰のほうれん草、市販のトマトソース、たっぷりのチーズ、下茹で不要のラザニアパスタを重ねてオーブンで焼くだけの“超簡単ラザニア”は定番。食べきれない分は冷凍、作った日の翌日はお弁当に。(40代女性·ひとり暮らしMさん)
- 料理が得意ではないこともあり、スイッチオンでOKの自動調理器をフル活用しています。自動調理器で作った牛肉の煮込み料理やリゾットなど、おいしいですよ。また、市販のそば粉のガレットで作る“レンチン·ガレット”も、我が家の定番です。(50代女性·共働きNさん)
- クロワッサンにハムととけるチーズを挟んでオーブンで焼いた“クロワッサンのホットサンド”をよく作ります。(80代女性·ひとり暮らしCさん)

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日本とはちょっと異なる、フランス家庭の時短クッキング。でも、パパッとおいしく、栄養のあるものを! という思いは一緒ですね。
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>>>【フランス流シンプルで豊かな暮らしのヒント】バックナンバーはこちら
>>>それ、不要かも!?自称ミニマリストが断捨離してよかったと実感したアイテム5つ
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sweetsholic/ライター/パティシエ/ときどき通訳
海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。現在の居住地は南フランス。海外のライフスタイルや、各国で学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理、マレーシアが大好き。
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