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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: AUG 15TH, 2021.

パナソニックの新オーブンレンジと新炊飯器がIoT対応でちょうどいい。「マイスペック」もね

自宅で食事をとることが多くなったという方、多いと思います。せっかく自宅で料理するなら、ずっと使ってきたシンプルなオーブンレンジや基本の炊飯器からワングレード上げてみたいと思い始めたりする方も。そんな人におすすめなのが「マイスペック」。購入してから自分好みのスペックを追加できるオーブンレンジと炊飯器を紹介します。

オーブンレンジ ビストロ NE-UBS5A
©Panasonic

「PCやスマホアプリのアップデートじゃあるまいし、オーブンレンジや炊飯器の機能がアップデートできるなんてどうして?」と不思議に思ったみなさん。今や時代はIoT「Internet on Things / 物のインターネット」、つまりいろんな家電もインターネットに接続される時代になりました。

今回ご紹介するオーブンレンジは、まずは基本機能の本体を購入して、別売りアタッチメントを追加購入したり、インターネットでアップデートされていく自分に合ったレシピをダウンロードしたりと、後から「マイスペック」を実装できます。

そしてもう一つ、IHジャー炊飯器は、スマホを使って炊飯のコースやレシピをアップデートして「マイスペック」にできます。

炊飯器だけど「調理専用コース」がおいしく調理してくれる!

こちらがパナソニックから発売されるIoT対応の、オーブンレンジ ビストロ NE-UBS5Aです。そのデザインはかなりシンプルで、ディスプレイ、操作ダイヤル、ボタン各一つが前面に配されているだけ。これならどんなキッチンにもマッチしそうです。

別売りアタッチメントを追加してスマホでメニューを追加!

購入時に実装済みの機能は、温め・解凍の「レンジ」と「オーブン」の2つ。実にシンプルです。さらに、レンジ機能を使った煮物やパスタ、オーブンで作るパンやお菓子のレシピは、アプリから本体に送信して調理できます。

後から購入してアップデートするための別売りアタッチメントは2つ。ひとつは焼き物、揚げ物、トーストといった「グリル」のためのグリル皿で、もう一つは蒸し物、蒸し焼き、ゆで卵といった「スチーム」のためのスチームポットです。

購入したらアプリと連携することで、それぞれのアタッチメントを使ったメニューを本体に追加することができます。

朝食フレンチトーストを作る場合はこうなります!

スチームポットを使った朝食フレンチトーストを作ってみます。まずは、専用アプリでメニュー検索して「Bistroへ送信」します。

送信すると本体のディスプレイで確認できます。レシピに従って下準備済みの材料を入れたスチームポットを入れたら、スタートです。

そして調理終了までの時間が表示されて、あとは待つだけ。

できあがりです。この中にあるのがスチームポット。たっぷりのスチームを閉じ込めて、短時間で蒸し器のような仕上がりになります。茶碗蒸しなど「蒸し料理」から、なんと焼きギョウザような下面をこんがり焼く「蒸し焼き料理」もできるんです。

できあがりがこちら。たまご液をたっぷり含んだジューシーなパンの表面にはおいしそうな焦げ目がついています。りんごのスライスも一緒にできあがって、朝ごはんにちょうどいいフレンチトーストになりました。

スチームポットを使えば、パエリア、ソース焼きそば、ふんわりお好み焼きなども蒸し焼き料理がおいしくできます。これ、びっくりです。

炊飯はもちろん調理もできるライス&クッカー

日本人なら、そして日本人じゃなくても、おいしいご飯はおいしいんです。そしてIH炊飯器もまたIoT対応なんです。「炊飯器」と「調理なべ」両方が可能って、すごいじゃないですか。

実はこのIHジャー炊飯器 「ライス&クッカー」には「大火力おどり炊きIH」が搭載されていて、お米をおどらせて炊くので、ふっくらおいしいご飯が炊けます。

炊飯器だけど「調理専用コース」がおいしく調理してくれる!

そして調理なべの機能がまた、なかなかすごいんです。

電気を使った調理なべのいいところは、直火を使わないのでほったらかし調理ができること。洗濯ものを干したり、掃除をしたり、デスクで仕事をしたりしていても安心です。

炊飯器を使ったレシピはこれまでにいろいろありましたが、それは「ご飯を炊くように調整された加熱と時間をどうにかうまく利用した」レシピがほとんど。でもこの炊飯器は違います。

何がスゴいかというと、スマホの専用アプリからレシピを選んで送信すれば、そのレシピのための適切な加熱で仕上げてくれるということです。きっちりその料理のために加熱を調整してくれるんです。そして、調理レシピは随時アップデートされます。新しく追加されるレシピからも好きなものを選んで、自分のレパートリーに加えることができるわけです。

デザインが先進的で驚き!スマホ必須です

さてこの炊飯器のディスプレイですが、これがまたまたビックリなんです。液晶などのディスプレイがあるわけではなくて、トップの蓋の上に、こんな風に表示されるんです。近未来感があります。

ちなみにスマホなしでできる機能は「銀シャリ」と「エコ炊飯」といった基本の炊飯のみ。あとは専用アプリが必要です。便利な操作にはスマホありきというのも新しいですよね。

ロールキャベツを作る場合はこうなります!

アプリのレシピに従った下準備をして材料を入れます。そしてスマホからレシピを送信したら、本体の炊飯ボタンを押してほったらかしてできあがり。

こんなにおいしそうに作れます。

「ご飯も一緒に食べたいな」という方もいると思いますが、それなら事前にたくさん炊いて冷凍しておいたご飯を解凍すればいいと思います。週末に「冷凍用ごはん」コースでまとめ炊きしておいて、平日は調理なべとして使っておかずを作るという使い方ですね。

カレーやポトフ、ケーキまで様々なレシピが提供されていて、随時追加されていきます。常に新しいキッチン家電として「マイスペック」な炊飯器として活躍してくれるということです。

IoTといってもアプリを使えば簡単で便利!

IoTと聞くと、なにか特別なめんどくさい設定をしなければいけないのかと身構えてしまうかもしれませんが、「マイスペック」を可能にするこのオーブンレンジと炊飯器ならとっても簡単。スマホのアプリで大丈夫です。

それに、自分に必要なものをプラスしていくというスタイルなので、自分にとってオーバースペックかもしれないフルスペックのものを購入する不安もなく、あとから追加していけるので安心です。

なにより、電子レンジ、オーブン、炊飯器、調理クッカーとしておいしく調理ができるというのがうれしいですよね。

本体 オープン価格(市場想定価格 6,5000円)、グリル皿 5,500円(税込)、スチームポッット 6,600円(税込)

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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