CATEGORY

小木原さや

POSTED BY ライター/ブロガー 小木原さや 掲載日: OCT 8TH, 2023.

【現地ルポ】大人気ベーカリー「アマムダコタン」のセカンドブランドが東京・桜新町にオープン! おすすめは?

福岡発祥のベーカリーで、東京・表参道の店舗でも日々行列が絶えない「アマムダコタン」のセカンドブランドが誕生! その名も「dacō(ダコ―)」。2023年10月5日、東京・桜新町に1号店がオープンしました。さっそく訪れた筆者が、どんなブランド? どんなパンが並んでる? おすすめは? など、現地ルポをお届けします。

桜新町の閑静な住宅に佇む「dacō(ダコー)」

新業態の「dacō(ダコ―)」は、東急田園都市線の桜新町駅から徒歩5分ほどの住宅街にひっそりと佇んでいます。桜新町という場所は戦略的に決めたのではなく、オーナーの平子シェフが“穏やかで気持ちのいい街だなぁ”とご縁を感じて決めたそう。

「アマムダコタン」はボリュームのあるパンなのに対し、「dacō」の特徴は小ぶりで食べきりサイズのパンを集めていること! 小さくても歯切れのよいもちっと食感を追求した、わくわくするビジュアルのパンがいくつも並んでいましたよ。

陳列されたパンの数はなんと70品

「アマムダコタン」は店内中がドライフラワーで装飾された華やかな空間ですが、「dacō」は至ってシンプルで洗練された雰囲気。店内に惜しげもなく敷き詰められたパンの数はなんと70品ほど! うち50品は「dacō」オリジナルというのだからまた驚きです。
お店自体はこじんまりとしていながら、陳列棚が螺旋状に重ねられたり、壁をくり抜いて綺麗にたくさん並べられたりして、空間を上手に演出されているのがわかります。

どんなパンがあるの?

入ってすぐ目を引いたのは、「アマムダコタン」でも人気のバーガー系の商品。イチオシは一番左のオリジナルのサルシッチャを挟んだ「ダコーバーガー」だそうです。ダコーバーガーの右隣はミニソーセージ。

続いて、明太子と大葉のジェノベーゼを合わせた「明太ジェノベーゼ」。小ぶりなパンが多い中、がっつりしたパンを楽しみたい人にはおすすめです。こちらは「dacō」オリジナルの看板商品です!

お次はデニッシュ系の生地を集めたパンコーナー。左から「クイニーアマン ピーカンナッツ」、「クイニーアマン 焼き芋」、「パンオショコラ」、「フレンチトースト」です。クロワッサンが上向きに渦巻き状なのは見たことがない! 平子シェフの感性が光ります。

スイーツ系のパンも綺麗に並べられて、まるで宝石のよう! 左から「アマゾンカカオフルーツ」、「ハニートースト マスカット・いちじく」、「アールグレイ メロンパン・メロンパン」、「フォンダンショコラ」です。

棚にも隈なく並べられているのは食パン。ミニブリオッシュ食パンやチョコ食パンがラインナップされています。食パンも小ぶりなのがならではですね。

「アマムダコタン」のマリトッツォや系列店の生ドーナツも!

「アマムダコタン」は、マリトッツォを日本に広めた先駆者的ブランド。「dacō」ではそのマリトッツォも購入できちゃうんです!  レジ下の冷蔵コーナーにあるので見逃し注意ですよ!! 「dacō」のマリトッツオは一般的なマリトッツォに比べてミニマムなサイズなので、少しずつたくさんの種類を食べたい人にはぴったりです。フルーツが惜しげもなくデコレーションされていて、食欲をそそられます。

そしてなんと姉妹店ブランド、ドーナツ専門店の「I’m donut?」のドーナツもずらりとありました。こちらも「I’m donut?」に比べて少し小ぶりサイズです。これならたくさんの種類が食べられそう!

おすすめ5品を食べてみた

左から時計回りに「明太ジェノベーゼ」、「アールグレイメロンパン」、「ミニソーセージ」、「焼きフレンチクルーラー」、「ハニートースト マスカット」を実際に食べてみました。

1.ミニソーセージ

まずは、「ミニソーセージ」けら。バンズをちょっと失礼してめくると、自家製サルシッチャと紫キャベツが。ひと口頬張ると、ブリオッシュのような甘みのあるふわふわの生地に香草たっぷりのサルシッチャが合わさり、新感覚のハンバーガーでした。ソーセージはレバーパテを食べているような、濃厚で贅沢な味わい。ミニサイズなので、もう一つ同じのを食べても、違う種類のバーガーにチャレンジしてみてもよいですね。

ミニソーセージ
356円(税込)

2.明太ジェノベーゼ

続いて冒頭にも登場した「明太ジェノベーゼ」。パリッとした薄いクラムにもっちり生地が合わさり、オリジナルの明太ソースがたっぷりと中に、そして大葉のジェノベーゼがトッピングされています。まるでお店で明太子のパスタを食べているような味わい! 満足感と腹持ちのよさが素晴らしい!!

気になったので確認してみたところ、平子シェフはパスタ屋を営んでいたことがあるそうです!

明太ジェノベーゼ
454円(税込)

3.アールグレイ メロンパン

続きまして、「アマムダコタン」で人気TOP5に入っていたメロンパンのアールグレイバージョンをいただきます。断面はきめ細やか。アールグレイが細かく挽いてあるので、口当たりもよく鼻に抜ける芳醇さ、生地の柔らかさが印象に残りました。

アールグレイ
281円(税込)

4.焼きフレンチクルーラー

「焼きフレンチクルーラー」は、写真中央のドーナツです。生地は「I’m donut?」と同じものを使用。砂糖のグレーズでコーティングされたサクサクと中のふわもち生食感が楽しめますよ。

生フレンチクルーラー
270円(税込)

5.ハニートースト マスカット

最後は、シャインマスカットが丸ごと一粒のった何とも可愛らしいフォルムの「ハニートースト マスカット」。「アマムダコタン」にも同じ形状のスライスされたマスカットがトッピングされた商品がありますよね。

大ぶりなマスカットの下には、甘すぎない濃厚なクリームチーズと、蜂蜜がたっぷりと染み込んだ食パンが。おいしすぎて小ぶりサイズじゃ足りません(笑)!!

ハニートースト マスカット
324円(税込)

いいとこどりのベーカリー「dacō(ダコ―)」

「dacō」オリジナルのパンを楽しみたい方はもちろん、「アマムダコタン」のマリトッツォや「I’m donut?」の生ドーナツも同時に買えるなんて嬉しすぎますよね! あれもこれも、いいとこどりで、一度に食べたいパンをゲットできるのも魅力です。ミニサイズなので、たくさんの種類を一度に食べられるのも◎。いろんな種類をたくさん食べたい食いしん坊さんに優しすぎるお店です。早くも流行の予感!!

店 舗 名:dacō
住  所:東京都世田谷区桜新町2-10-17 日平会館1階
営業時間:13:00~18:00 ※なくなり次第終了
※テイクアウト専門店につきイートインスペースのご用意はございません。予めご了承くださいませ。
公式サイト:https://hiraconchez.com/

小木原さや

Saya Ogihara/ライター/ブロガー

某有名ケーキショップで広報をしていた、スイーツフリーク。 一児のワーママ。糖質オフにもハマり中。 得意ジャンルはスイーツと冷凍食品。 毎週の楽しみはJWAVEの新番組、「味な副音声」を聞くこと。

RECOMMENDおすすめ記事

グルメの記事