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片桐仁香

POSTED BY 編集/ライター 片桐仁香 掲載日: JAN 29TH, 2021.

【ハンバーグを生焼けにしない焼き方】ふっくらジューシーな最高のハンバーグにするコツ

好きな家庭料理ランキングの上位に必ず入ってくる、ハンバーグ。料理ビギナーでも挑戦しやすいメニューですが、ハンバーグの中まで火が通らずに生焼けになってしまう失敗もしがちです。生焼けを防止するコツは、タネの中央をくぼませることと、蒸し焼きにすること。具体的な焼き方を食のプロ集団「食のスタジオ」に教えてもらいました。さらにおいしさがレベルアップする、オーブンレンジを使って焼く方法も紹介します。

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ハンバーグは厚みがあるため、見た目がいい焼き色になっているのに中は火が通っていない、ということがありがち。だからといって薄く伸ばしてしてしまうとボリューム感が出ませんよね。中まで火を通しつつ、ふっくらジューシーに焼くコツをマスターしましょう。

フランパンでの焼き方

©︎SYOKUNO STUDIO

フライパンで焼くときは表面に焼き色をつけてから蒸し焼きにします。生焼け防止には3つの手順を押さえましょう。

【手順1】タネの真ん中を凹ませる 

ハンバーグのタネを厚さ2〜3cmの小判形に整えたら、真ん中に火が通りやすくなるように中央を少しくぼませます。

ハンバーグの真ん中をくぼませる
©︎SYOKUNO STUDIO

【手順2】焼き目をつけてから、4分蒸し焼きに 

両面に焼き目をつけてから、ふたをして弱火で蒸し焼きに。これで中まで火が通ってふっくらジューシーに焼けます。蒸し焼きにするのは4分が目安。

【手順3】竹串を刺してチェックする

4分経ったら、真ん中あたりに竹串を刺してみます。流れ出てくる肉汁が透明になっていれば焼き上がり。 肉汁が赤っぽく濁っている場合は、さらに加熱します。

オーブンレンジでの焼き方 

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オーブンレンジを使って焼くとフランパンよりも時間はかかりますが、よりふっくらジューシーに仕上がります。レンジ加熱で内側から加熱したあと、オーブン過熱に切り替えて焼けば、生焼けや焦がす心配はありません。

【手順1】タネを成形する

ハンバーグのタネを厚さ2〜3cmの小判形に整えます。オーブンレンジで焼く場合は真ん中をくぼませる必要はなく、平らでOK。

【手順2】まずレンジで2分加熱する

耐熱皿にクッキングシートを敷き、成形したタネを置いてラップをかけます。電子レンジ(600W)で2分加熱したら取り出します。

【手順3】予熱したオーブンで15分焼く

オーブンを200℃に予熱します。天板にクッキングシートを敷き、レンジで加熱済みのタネをのせ、200℃のオーブン(上段)で15分焼きます。焼き上がった後、天板に残った肉汁はソースに混ぜて活用しましょう。


西東社「おいしくなるコツが身につく! 料理のきほん」より一部引用

監修:食のスタジオ(https://www.foodst.co.jp/index.html
レシピ開発だけでなく、コーディネートや撮影、編集、コピーまで手がける食のプロ集団。健康・美容・介護食・離乳食などの専門レシピまであらゆるカテゴリーに対応。監修や編集を手がけた書籍は約100冊にも及ぶ。

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片桐仁香

Hitoka Katagiri/編集/ライター

CM制作会社を経て、2000年より編集プロダクション勤務。主に、ライフスタイル、料理、子育て、共働き、ダイバーシティなどのジャンルを担当。2人目の出産を機に2018年からフリー。元来の性格がスボラでナマケモノなので、時短ネタや便利ワザを探すのが好き。

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