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POSTED BY ライター/編集/フードアナリスト 中山秀明 掲載日: APR 19TH, 2020.

【食のプロが食べ比べ】「レサワ」の次に流行る?グレープフルーツサワー缶5商品を飲み比べ

レモンサワー人気が続く昨今のお酒シーン。それとともに、「ポスト・レモンサワーは?」といったトピックスもたまに見られます。そこで今回取り上げたいのは、その一角である「グレープフルーツサワー」。レモンと同じ柑橘系であり、缶チューハイの中にはグレープフルーツ味をメインフレーバーとしているブランドもあることから、個人的に注目しています。ということで、比較的に手に入れやすい銘柄5種類を集めて、飲み比べてみました。

入手しやすいグレープフルーツサワー缶5本を集めました
今回はこちらの5本の350ml缶を飲み比べます

クリアでみずみずしい飲み味。キリン「氷結 グレープフルーツ」

みずみずしい香味とスッキリした飲みやすさが特徴のキリン「氷結」シリーズ。搾った果汁をろ過して固形物や雑味を除去し、その後余分な熱を加えず、そのまま凍結させたストレート果汁「氷結ストレート果汁」が特徴。ホワイトとルビーのグレープフルーツを使っています。

キリン「氷結 グレープフルーツ」税抜123円

中身の色も、そこから連想されるように味わいもクリア。開栓した瞬間、鮮烈でブライトな香りが広がります。ほんのりとした甘味と十分なビター感、それ以上にみずみずしい爽やかな酸味が心地いい。キレもあるすっきりとした味わいで、万人受けしそうなおいしさです。

キリン「氷結 グレープフルーツ」
350ml 税抜123円
https://www.kirin.co.jp/
[楽天] [Amazon]

ジューシーで飲みやすい。アサヒ「贅沢搾り グレープフルーツ」

果汁41%で、豊潤な香りとみずみずしい果実感を楽しめる“贅沢”なチューハイ。果実1/2個分以上の果汁を使い、グレープフルーツのフレッシュな香りと果皮の自然な苦み、そして果肉の甘みが、複雑ながらバランスのよい味わいを生み出します。

アサヒ「贅沢搾り グレープフルーツ」税抜118円

ピンクグレープフルーツをイメージさせる、オレンジがかった濃い色が印象的。ジューシーさが随一で、甘味、苦味、酸味のバランスもよく、アルコールが4%と低めなのでお酒が苦手な人でも受け入れやすそうです。居酒屋で提供される生搾りサワー同様のしっかりした味とフレッシュ感で、ガチで贅沢な味わいだと思います。

アサヒ「贅沢搾り グレープフルーツ」
350ml 税抜118円
https://www.asahibeer.co.jp/
[楽天] [Amazon]

暑い日に飲みたいトロピカル感。「フロリダ グレープフルーツチューハイ」

こちらは3月にリニューアルしたばかりの缶チューハイブランド。ストレート混濁果汁による果実本来の自然な風味と上質な香りが自慢です。フロリダの太陽をたっぷり浴びて育ったグレープフルーツの爽やかな香りと甘み、酸味、ほろ苦さの絶妙なバランスを楽しめます。

アシードアスター「フロリダ グレープフルーツチューハイ」税抜165円

他の商品が澄み渡る空の下で育ったグレープフルーツだとするならば、これは晴れ渡る空の下。温かい果実味の豊かなグレープフルーツで、バナナやパッションフルーツを思わせるトロピカルなニュアンスもあります。この明るいフレーバーは、アッパーなニュアンスを含んでいて、リフレッシュしたいときや暑い日に飲むのが特におすすめです。

アシードアスター「フロリダ グレープフルーツチューハイ」
350ml 税抜165円
http://www.aseedbrew.com/
[楽天] [Amazon]

酒場っぽく酒を味わえる。「タカラ 焼酎ハイボール グレープフルーツ」

東京下町の大衆酒場で愛される“焼酎ハイボール”のおいしさを追求した辛口チューハイです。少し高めのアルコール7%の飲みごたえと、ガツンとくる強炭酸による、キレのある爽快な味わいを楽しめます。

宝酒造「タカラ 焼酎ハイボール グレープフルーツ」税抜100円

「果実も大事だけど、そもそもお酒としておいしくなきゃダメでしょ!」、「大衆酒場のサワーの味が好きなんです!」という人はこれでしょう。一般的な缶チューハイのベースは、味わいのクリアなウォッカになりがちですが、こちらは熟成させた焼酎を使用。色味がほんのり茶系なのは、おそらく熟成焼酎だからです。味わいとしても、ひと口目のアタックから抜けていくラストの余韻も、とにかくお酒がおいしい。

宝酒造「タカラ 焼酎ハイボール グレープフルーツ」
350ml 税抜100円
https://www.takarashuzo.co.jp/
[楽天] [Amazon]

飲みごたえと果実感が共存。「-196℃ ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ」

-196℃で丸ごと瞬間凍結させて、パウダー状に粉砕した果実をお酒に浸けた“-196℃製法”が特徴の、甘くないチューハイ。アルコール度数9%の飲みごたえと、しっかりとしたグレープフルーツの果実そのもののおいしさを楽しめます。

サントリー「-196℃ ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ」税抜118円

やはり飲みごたえは抜群。アルコール度数は強めながら果実味もパワフルで、トゲのある酒くささを感じさせない絶妙な味作りがお見事。変にアルコールに引っ張られることなく、グレープフルーツのフレーバーが最後まで付いてきてくれます。爽快感もしっかりあるので、刺激でリセットしたいとき、1本で満足したいときには特におすすめです。

サントリー「-196℃ ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ」
350ml 税抜118円
https://www.suntory.co.jp/
[楽天] [Amazon]

レモンサワーよりも果実の甘みや複雑味を味わえるグレープフルーツサワーは、万人受けするポテンシャルも高く、これから今以上に人気になりそうな予感です。果実のおいしさに振り切るか、しっかりお酒を楽しむか。似ているように見えて、実は個性が際立つグレープフルーツサワーは、好みやシーンによって選ぶとよいでしょう。

※商品はカクヤスと楽天で購入。時期により商品の品揃えや価格が変わる恐れがありますので、ご注意ください。また、各賞味期限は半年~12カ月でした。

[All Photos by Hideaki Nakayama]

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中山秀明

Hideaki Nakayama/ライター/編集/フードアナリスト

食の分野に詳しいライター兼フードアナリスト。雑誌とウェブメディアを中心に編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TV番組や大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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