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POSTED BY 編集/ライター はな 掲載日: FEB 18TH, 2022.

「菜花」ってどんな野菜? 選び方や食べ方は?【専門家監修】

「菜花」や「菜の花」と表記される野菜をスーパーなどで見かけたことはありませんか? これは花やつぼみ、若い葉や茎を食用とする、アブラナ科アブラナ属の野菜の総称です。特徴は独特の風味と香り、そして野菜の中でもトップクラスのビタミンCの含有量。アンチエイジングや、ストレスや病気への抵抗力強化を期待して、ぜひ取り入れてみたいですね。

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【特徴】花やつぼみ、若い葉や茎を食べる野菜。ほろ苦い風味が特徴

菜花(なばな)とは、花やつぼみ、若い葉や茎を食用にするアブラナ科アブラナ属の野菜の総称。スーパーなどでは「菜の花」という表記で売られていることもあります。

「菜の花」と聞くと、春に咲く黄色い花を思い浮かべる方も多いと思いますが、じつは「菜の花」とはアブラナ科アブラナ属の花の総称で、特定の花の名前ではありません。一般的に「菜の花」と呼ぶものには観賞用、食用、菜種油用などがあり、それぞれ品種が異なります。

スーパーなどで売られている菜花は、食用に品種改良されたものが主流です。主な産地は、関東では群馬県、関西では三重県。北関東で栽培されている「かき菜」、江戸東京野菜でもある「のらぼう菜」も菜花の一種です。

菜花はハウス栽培もされているので1年通して出回っていますが、旬は冬から春先にかけて。ほろ苦い風味が特徴で、「春の訪れを感じる野菜」として親しまれています。

【選び方】全体の張り、つぼみの締まり具合、切り口をチェック

菜花を選ぶときは、全体的に張りがあって、やわらかそうなものを選びましょう。葉や茎の緑色は鮮やかでみずみずしく、つぼみがかたく締まって密集しているものがおすすめ。花が咲き始めると味が落ちてしまいます。

また、切り口がみずみずしいかもチェックして。白っぽくなって空洞ができていたり、茶色くなっていたりするものは鮮度が落ちているので避けましょう。

【保存】束ねていたテープ類は外して。すぐに食べなければ冷蔵&冷凍保存を

菜花は買ったままの状態で置いておくと、すぐにしなびてしまいます。テープや紙で束ねてあったら外し、すぐに使わないなら湿らせたペーパータオルで包んで野菜室に立てて入れて。2〜3日は保存可能ですが、花が咲き始める前に食べきりましょう。

それより長く保存したいときは冷凍を。かために塩茹でしたら水気を絞り、ラップに包んで冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。約1か月保存可能です。

使うときはレンジ解凍または自然解凍してから、おひたしや和え物、炒め物やスープに使いましょう。

【栄養・効果】ビタミンCが豊富。アンチエイジング対策にも

菜花(洋種なばな)の可食部100gあたりのエネルギーは36kcal。βカロテン、ビタミンB2、C、Eといった抗酸化作用の高いビタミン類を豊富に含んだ緑黄色野菜です。

ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス。菜花を100g食べるだけで、1日の推奨量を超えるほどです。ビタミンCはアンチエイジング、ストレスや病気に対する抵抗力の強化などに役立ちます

【食べ方】和え物やパスタで。ゴマ、ツナ、マヨ、ベーコンなどと相性抜群!

菜花を初めて食べるなら、おひたしや和え物で本来の風味を楽しんでみて

茎はしっかりしていて先端(蕾や葉)はやわらかいものが多いので、茹でるときは、茎を先に入れて火を通してから先端を沈めるか、茎と先端を分けて茎を先に茹でて。茹で時間は少し歯ごたえが残るくらいの1分程度が目安です。茹で上がったら冷水に取り、冷めたら水気を絞りましょう。茹で時間も冷水にさらす時間も長すぎるとせっかくのビタミンCが流出してしまうので、手早く済ませてくださいね。

菜花の独特の風味は、油脂分との相性が抜群。和え物にするならゴマやツナ、マヨネーズ、オリーブ油と、炒め物やパスタにするならベーコンや豚肉と合わせてみてください。

また、みそ汁やスープの具材にも使えます。吸い物に加えるとつぼみが可愛らしく、見栄えもよくなりますよ

監修:食のスタジオ(https://www.foodst.co.jp/index.html
レシピ開発だけでなく、コーディネートや撮影、編集、栄養アドバイスまで手がける食のプロ集団。健康・美容・介護食・離乳食などの専門レシピまであらゆるカテゴリーに対応。監修や編集を手がけた書籍は約100冊にも及ぶ。


栄養監修:内山由香
「食のスタジオ」管理栄養士、フードコーディネーター。女子栄養大学卒業後、食のスタジオにてレシピ開発、料理撮影、栄養計算等の業務を担当。作りやすく、子どもから高齢者まで食べやすい家庭的な料理やつくりおきレシピが得意で、忙しい人でも身近な食材で簡単に作れるレシピを多く開発している。『しっかり食べてきれいになる たんぱく質のつくりおき&らく旨おかず』『組み合わせ自由自在つくりおきシリーズ』(西東社)『朝10分!中高生のラクチン弁当320』(学研プラス)など著書多数。

[All Photos by shutterstock.com]

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はな

hana/編集/ライター

コーヒーチェーン副店長から編集の道へ。現在は保育園児の母とフリーランス編集者の2足のわらじを履く、なんちゃってワーキングマザー。スポーツ観戦が生活の一部で、贔屓チームの勝敗が体調に影響を及ぼす厄介な体質。ワールドカップの日本開催を機にラグビーも勉強中。

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