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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: AUG 9TH, 2023.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【89】ゴーヤとひき肉とたまご丼

【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】「イエモネお昼ごはん部」では、みんなで一緒にランチを作って食べるという活動をしています。活動と言っても、それは声だけでコミュニケーションするSNSアプリでのイベント。そのRoomが開くのはほぼ毎週金曜日お昼ちょうどの12:00です。材料はほぼ3つ。調味料はなるべくうちにあるもので。フードコーディネーターの石黒アツシが声だけで作り方を説明して、みんながそれぞれの自宅のキッチンで作ります。楽しく食べて13時には撤収完了!この連載では当日口頭でお伝えしたレシピと、参加者の皆さんが作った料理の写真とコメントで実際にどのように出来上がったのかを紹介しています。

ゴーヤとひき肉の卵とじ丼

>>>材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【88】人参と玉ねぎのドレッシングでごちそうサラダ!

今回は「ゴーヤとひき肉とたまご丼」。夏野菜の代表格の一つでもあるゴーヤは、ゴーヤチャンプルにしたり、お浸しにしたりすることが多いですよね。今回はたまごでフルフルっととじて、ご飯にのっけて食べたいと思います。これで暑い夏を乗り切りましょう!

主な材料はゴーヤ・ひき肉・たまご!こしょうが決め手です

材料

ゴーヤは2人分なら半分使います。ひき肉は豚肉で。たまごはちょっとたっぷり目に2人で3個。しょうゆ・みりん・お酒は1:1:1で。こしょうはちょっと多めに小さじ1/2でぴりりと仕上げます。

沖縄料理好きならこしょうの代わりにピパーツ(ピパーチ、ヒハツとか違う呼び名もありますが)、島こしょうを使うのもありです。

材料:2人分

ゴーヤ1/2本
豚挽肉100g
3個
鰹だし顆粒小さじ1
大さじ1
みりん大さじ1
しょうゆ大さじ1
大さじ1
白こしょう小さじ1/2
植物油大さじ1
ごはん茶碗に大盛1杯分くらいを2人分

フライパン一つで仕上げます!

出来上がりのイメージは「親子丼」。たまごは半熟に仕上げたいですね。半熟卵が不得意な場合は、しっかり火を入れてぽろぽろとした炒りたまごぐらいにしてもOK。

1.ゴーヤは縦半分に切って中の種とワタを取り、5mm幅にカット。塩(分量外)を振って揉んだら水で洗い、水気を切っておきます。

ゴーヤ

※ ゴーヤの苦みが不得意なら、白い部分をしっかりとります。塩を振ってちょとしんなりすればOK。

2.フライパンを中火にかけて温め、植物油を入れて温まったら、豚ひき肉を入れて炒めます。表面の色が変わったら1のゴーヤを入れて、2分ほど炒めます。ゴーヤはしゃっきりとした食感を楽しみたいので、炒めすぎに注意。

3.鰹だし顆粒、酒、みりん、しょうゆ、水、白こしょうを入れて沸騰させます。

4.卵をざっくりと溶いて、半量をまわしかけてゆっくり具と合わせます。全体にふっくらと火が通ったら、残りの半量をまわしかけてフルフルになるまで弱火で静かに火を入れます。

炒める

※ 最初の半量のたまごで具材をつなげてあげるイメージです。

※ 残りの半量を入れたらあまり動かさないようにしましょう。固まりすぎないよう、目を離さないでください。

5.器にご飯を1人分ずつ盛って、4の半量を盛ります。好みで七味唐辛子、紅ショウガなどをトッピング。

ゴーヤとひき肉の卵とじ丼

※ こちらはたまごをしっかり目に固めたバージョン。これならお弁当にもいいと思います。

さぁ部員のみなさんの出来栄えと感想です!

ゴーヤとひき肉の卵とじ丼
©Mayumi

緑と黄色に紅色! 鮮やかでグッと食欲が出てきますね。Mayumi部員です。

写真ではあまり写せてないですが、たまごトロトロでおいしかったです! ゴーヤの苦味と胡椒がちょうどいい感じで、結局もう一人分ご飯なしで食べちゃった…。

ひき肉に絡んだとろとろたまご、分かります!今回の味付けは薄めなので、確かにご飯なしでも食べられちゃいますね。

ゴーヤとひき肉の卵とじ丼
©Chika

ゴーヤの苦みもちょうどよく、あっという間に完食しちゃいました。親子丼よりこっちのほうが好きかも。ヒバーチかけたらめっちゃおいしかったです!!

とchikaさん。

そうそう、ゴーヤはこの位だとシャキッとしてておいしいと思います。冷たいお茶の「夏休みっぽさ」がいい感じの写真です。

ゴーヤとひき肉の卵とじ丼
©ひつじ

ひつじさん、たまごのとじ具合が絶妙にちょっと固めなのもいいですね。

豚ひき肉の旨みとゴーヤの苦み、卵のまろやかさが絶妙に混ざり合っていて、ちょっぴり大人な親子丼でした。最初はちょっと苦いかな……と思いましたが、食べていくうちにおいしくなるのが面白かったです。卵は硬めになってしまいましたが、個人的にはカチカチの状態が好きなのでよかったかなと思います。卵3個ボリュームあっていいですね!

そうです。たまごの仕上げは好みでいいんです!

ゴーヤとひき肉の卵とじ丼
©Aya.Yamaguchi

めちゃおいしかったー!!ゴーヤはどうしてもゴーヤチャンプルに頼りがちなのですが、これは絶対この夏何度もリピする!追いヒバーチがめちゃあいました!黒七味も試してみたけど、やっぱりヒバーチがベストマッチな気がする。

とAya.Yamaguchiさん。

沖縄つながりということで、ゴーヤとピパーツがやっぱり合うのかもしれないですね。

ゴーヤとひき肉の卵とじ丼
©M.Mari

M.Mariさんは白ゴーヤ、ひき肉は鶏肉で。

白いゴーヤと鶏もものひき肉を使いました。たまごが1個しかなかったので、ゴーヤとひき肉を炒めるところまでは材料を全部使い、たまごを落とすところから別鍋に移しました。さっぱりしていておいしかった~!沖縄らしくするために、次回は豚ひきでも挑戦してみま~す。

たまごを入れる前までを倍の量で作ってゴーヤ一本を使い切るのも有りですね。食べる分だけ玉子とじにすれというのもいいと思います。

次回は「牛肉の塩こうじ炒め」に挑戦です。

>>>これまでの「お昼ごはんレシピ」はこちらから

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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