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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: MAR 22ND, 2023.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【73】好きな具でパラパラ炒飯

【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】「イエモネお昼ごはん部」では、みんなで一緒に料理を作って食べるという活動をしています。活動の場は声だけでコミュニケーションするSNSアプリClubhouse(クラブハウス)。そのRoomが開くのはほぼ毎週金曜日お昼ちょうどの12:00です。材料はほぼ3つ。それに調味料はなるべくうちにあるもので。フードコーディネーターの石黒アツシが声だけで作り方を説明して、みんながそれぞれの自宅のキッチンで作ります。楽しく食べて13時には撤収完了!この連載ではレシピと、参加者の皆さんが作った料理の写真とコメントで実際にどのように出来上がったのかを紹介しています。

パラパラ炒飯

>>>材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【72】今が旬!ホタルイカと菜の花のパスタ

今回挑戦するのはパラパラ炒飯。パラパラに作るにはコツがいりますが、それをみんなでワンステップずつ追っていきたいと思います。

パラパラ炒飯

こんな風にご飯がくっついておらず、パラパラ感が出たら成功です。

好きな具を用意していつもの材料で

今回は、炒飯に入れる具は参加者の皆さんがそれぞれ好きなものに。筆者はしらすと大葉です。基本の材料はご飯、ねぎ、たまご。調味料は一般的なものばかりです。

材料

材料:1人分

ご飯250g
ねぎ(みじん切り)10cm分
たまご1個
にんにく(みじん切り)小さじ1/2
おろししょうが小さじ2
小さじ1
鶏がらスープ(顆粒)小さじ1
醤油小さじ1/2
塩・胡椒各少々
植物油大さじ1
好みの具(メイン)50g程度
好みのトッピング
ごま、紅しょうがなど
適宜

材料を準備してチャチャっと!

炒飯で大事なのはチャチャっと作ること。途中であれがないこれがないとか、手順どうだっけとか、なるべく手間取らないようにしておくことが重要です。下準備を済ませて、必要な調味料も計っておきます。

1.ご飯を温めておきます。ご飯の粘性が強い場合はお湯をかけてざるにあげ、よく水を切ってきます。

2.フライパンまたは中華鍋を中火で熱し、植物油を投入。温度が上がったらよく溶いたたまごを入れてゆっくりかき混ぜ、トロトロになったら火を止めて取り出しておきます(まだ全体でひとつになっている状態)。

たまご

3.にんにくとおろししょうがを入れて中火で軽く炒め、香りが出たら好みの具(メイン)を投入。軽く焼き目がつくまで炒めたら、酒に溶いた鶏がらスープを入れて全体に混ぜます。水分のある具(キムチなど)がある場合には、水分がほとんどなくなるまで炒めましょう。

具

4. ご飯を入れてほぐすように炒めます。押し付けたりせずに、軽く返すように。塊があっても、焦らずにちょっと放っておいてからほぐしてください。味を確認したら、塩・こしょうで整えます。

ごはん

5.たまごを戻し、崩しながら全体に合わせます。その後醤油をかけて炒め、香りが出たら火を止めて、お皿に盛り付けます。

パラパラ炒飯

好みの具をトッピングしたら完成! 筆者は大葉としらすをのせ、赤唐辛子を振りました。

自由度が高い材料でチャレンジした結果は!?

パラパラ炒飯
©Chika

ご飯がピンク色になり、途中から炒飯を作っているのかわからなくなりました。色だけ見たら、ちらし寿司みたいな可愛い炒飯になりました。

というのはChikaさんです。

しば漬けにトッピングは鰹節という和風な炒飯。おいしそうです。ご飯も適度にばらけているようでいいと思います!

パラパラ炒飯
©ナマケモノ編集長

ピンクでかわいいご飯

と、ナマケモノ編集長が一言。こちらも同じくしば漬けですね。ご飯がホロホロとした感じでいいです。

パラパラ炒飯
©M.Mari

M.Mariさんの具は、明太子になんとお餅です。

おもちおすすめです。

と一言いただきましたが、餅と明太子はよく合いますよね。しかも、ご飯と一緒に入っていてもべったりすることなく、上手に炒めて全体的にパラリと仕上がりましたね。

パラパラ炒飯
©Maru

最後の、残りキムチだったのであまりパラパラにならず。しかし、フライパンに付いて苦手だった炒飯がこんなに簡単にできるなんて!生姜がきいておいしかったです!これは具を変えてリピしたいです!

とMaruさん。

これだけお米が粒立っていれば十分成功だと思います。水分が多い具は炒めて水分を飛ばすのに少し時間がかかりますが、きっちりできました。アップの写真が迫力です。

パラパラ炒飯
©Aya.Yamaguchi

Aya.Yamaguchiさん、このほんわかとした光の中の炒飯、美しい。

キムチと玄米で参戦!生姜のピリリが食べ飽きなくていい!キムチだけでお肉なしでもこんなにおいしいなんて〜玄米じゃなかったらもっとパラパラだったかも。追い海苔も好相性でした。海苔スープも絶妙な味付けでした。

これはなかなか難しい具を2つ選びましたね。玄米はもっちり炊き上がることが多いので、炒飯にするなら浸水しないでいきなり炊いたほうがいいかもしれません。

パラパラ炒飯
©ひつじ

ひつじさん、納豆とキムチで作りますということで、納豆は一度水で洗ってざるにとってもらいました。そうすると粘り気がなくなって、炒飯の具としてもいけるはず!

納豆を洗うのが新鮮でしたが、おかげでぬめりが取れて、パラパラ炒飯とも相性バッチリでした!ネギをたっぷり入れたほうが、納豆の風味とバランスよく馴染んでおいしさUPします。納豆キムチにして正解でした

肉は入っていなくても、たんぱく質を大豆から摂るっていいと思います。

パラパラ炒飯
©まえちゃん

舞茸が凍っていたのでベチョっとしてしまいました。豚肉も細かくしてリベンジしたいです!生姜もニンニクもたっぷり入っておいしかったです。

と、まえちゃん。

舞茸も、炒めるときに水分を一度飛ばして焼き目をつけるくらいにするとよかったと思います。とはいえ、これはこれでおいしそうです。

というわけで、今回もどうにか無事に終わりました。次は「ミャンマーの金の海老炒め」です。

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]

>>>【プロが教えるおでんレシピ】基本だしの作り方&具材の茹で方・煮る順番まで徹底解説

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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