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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: AUG 10TH, 2022.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【63】焼きタラと梅をのせる冷たいうどん

【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】「イエモネお昼ごはん部」では、みんなで一緒に料理を作って食べるという活動をしています。その活動の場は、声だけでコミュニケーションするSNSアプリClubhouse(クラブハウス)です。そのRoomが開くのはほぼ毎週金曜ぴったりお昼の12:00。材料ほぼ3つ。フードコーディネーターの石黒アツシが声だけで作り方を説明して、みんながそれぞれの自宅のキッチンで作ります。楽しく食べて13時には撤収完了! さて、今週はみなさんどんな感じに仕上がったかな?

焼きタラと梅を乗せる冷たいうどん

>>>材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【62】素材感たっぷりゴーヤチャンプルー

夏も真っ盛り。まだまだ暑い日が続きそうですね。そんな暑い日は、冷たいものをサッと食べたい気持ちもありますが、同時に身体のことを考えたものを食べたい気分。それなら、つるつるっとのど越しもよくて食べやすい、冷たいうどんをつくってみましょう。

たんぱく質もしっかり摂りたいし、酸味で疲れも取りたいし……ということで、タラを焼いてたたいた梅干し、それにゴマと大葉も一緒にいただいて、しっかり元気に夏を過ごしたいと思います。

焼きタラと梅を乗せる冷たいうどん

タラ、梅干し、大葉は必須です

一年を通して手に入る白身魚であるタラを香ばしく焼きます。夏の高級魚ハモのイメージですね。そこに合わせるのはやっぱり梅干し。

材料

簡単にかけ汁も作ります。顆粒の鰹だしを使えばすぐにできますよ。

材料:

タラ切り身1切れ 
2つまみたらの下味用
みりん小さじ1/4たらの下味用
冷凍うどん1玉 
みりん大さじ1 
小さじ1/4かけ汁用
しょうゆ小さじ1 
かつお出汁顆粒小さじ1 
100ml 
大葉5枚 
梅干し2個 
白すりごま小さじ1/2 

タラを焼きつつかけ汁を準備して冷やしておく

1.タラは表面に塩を振り、5分置いてからペーパータオルで表面の水分を取ります。その後、魚焼きグリルの中火で6分焼いたらみりんを塗り、さらに3分くらい焼き色がつくまで焼きます。

タラ

2.みりん、塩、しょうゆ、ほんだしを耐熱容器に入れ、電子レンジで40秒加熱してよく混ぜます。別の器に氷を2かけくらいを入れて計100mlにした冷水をつくり、加熱した調味料を入れて、冷蔵庫で冷やしておきます。

かけ汁

3.大葉を細切りにして、梅干しはたたいておきます。

薬味

4.冷凍うどんを商品の指示通りに加熱して、冷水にとってからざるに上げます。

5.器に麺を盛り、2のかけ汁をかけたら、大葉、焼いたタラ、すりごまをのせ、たたいた梅干しを添えます。

焼きタラと梅を乗せる冷たいうどん

冷たい麺に温かいタラ。身体が冷えすぎないのもうれしいところです。

安定の完成度!今回は結果を想像しやすい料理でした

冷たいうどんということで、できあがりが想像しやすかったようです。みなさんいい感じに仕上がっていますね。ただ、一人だけ、なぜかタラじゃなくてサバになっちゃった人も……。

焼きタラと梅を乗せる冷たいうどん
©Mayumi

Mayumiさん、タラの焼け具合がいいです。このくらいでギリギリでしょうか。香ばしさが楽しめておいしさ倍増です。

「品のあるうどんでテンション上がりました。タラ焦がしちゃったと思ったけど、そのコゲもおいしかった〜! 最後飲んだつゆに梅干しが混ざってて、これまた本当においしく、最後の一滴まで飲み干しました!」

かけ汁があっさりでちょっと上品でしたよね。この配合がちょうどいい感じ。他の麺類などにも使えますね。

©Chika

Chikaさんもいい焼き具合。やはり夏の薬味の定番ミョウガも合いますよね。さっぱり仕上がります。

「最高においしかった~~~つゆの味も絶妙でした。梅干しに青じそ、ミョウガももりもりで、焼いたタラとの相性も抜群! これはこの夏何度もリピ間違いなしです!!」

焼きタラと梅を乗せる冷たいうどん
©M.Mari

「タラを焼くという発想にびっくりしました!皮がパリッと香ばしくて、おいしかったな~。」

白身の魚って、焼くと身がしまってまた違ったおいしさになりますよね。ゴマもいい感じです。

焼きタラと梅を乗せる冷たいうどん
©Aya Yamaguchi

おいしそうな写真、と思ったら何かが違う山口さん。

「最近暑さと忙しさでいろいろおかしくって、まさかのタラを買い忘れるという。仕方なく夜ごはんのおかずにする予定だったゴマサバで代用。でもこれ、めちゃうまでした! 最後は万能ネギの小口切りと生姜すり下ろしをトッピング。これも大正解でした。今度は鯛でもやってみたい!」

サバでも、まぁおいしいですよね。白身よりもパンチがある仕上がりになっていたと思います。ぜひ次はタラで試してくださいね。鯛でもいいですね。

というわけで、今回もおいしくいただきました。次回は「タイの鶏肉のラープ」に挑戦です。

[All photos and recipe by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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