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POSTED BY ライター/パティシエ/ときどき通訳 sweetsholic 掲載日: MAR 20TH, 2021.

【簡単レシピ】チーズがとろ〜り、ワインにぴったりのお手軽フレンチ「タルティフレット」

頬張ると、熱々のチーズとホワイトソースがとろ~り・・・。そんなグラタンですが、定番のマカロニの代わりにジャガイモを使っても美味。今回はフランス在住の筆者が、ジャガイモとベーコンで作るフランス家庭の定番グラタン「タルティフレット」をご紹介します。ホワイトソースいらずで、とってもカンタンですよ~!

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タルティフレットのレシピ

材料(2人分)

  • ジャガイモ…中3コ(400~500g)
  • 玉ねぎ…大1コ
  • オリーブオイル…大さじ1
  • カマンベール…大1コ(200g程度)
  • とけるチーズ…50g
  • 角切りベーコン…100g
  • 白ワイン…大さじ2
  • 生クリームまたは牛乳…50cc
  • 塩·コショウ…適宜

※ジャガイモは煮崩れしないメークインや北海こがねがおすすめ
※ベーコンは厚切りタイプでも

作り方

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1. 鍋に水を張り、洗ったジャガイモを入れて強火にかける。沸騰したら弱火にして、芯に火が通るまで10~15分ほど茹でたら引き上げる。人肌程度に冷めたら、皮をむき、約1cmの厚さにスライス。

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2. フライパンにオリーブオイルを入れて、中火にかける。薄く切った玉ねぎを3分ほど炒めたら、ベーコンを加えてさらに2分ほど炒める。ベーコンに火が通ったら白ワインを加え、2分間炒める。お好みで塩·コショウする。

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3. 耐熱皿に2を敷き詰め、スライスしたジャガイモをのせる。生クリームまたは牛乳をまわしかける。

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4. ジャガイモの上に横半分に切ったカマンベールをのせ(※小さいものなら半分に切らずに丸ごとのせても)、周囲にとけるチーズをかける。ジャガイモがチーズで見えなくなるぐらい大量に!

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5. 200℃に予熱しておいたオーブン(中段)で、チーズに焦げ目がつくまで15~20分ほど焼く。

タルティフレットの楽しみ方

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チーズとベーコン、そしてジャガイモが大量に入るお料理なので、ボリュームたっぷり。口直しのグリーンサラダを添えていただきましょう。

小ネタ:丸型チーズ「ルブルション」

チーズとベーコンをふんだんに使うタルティフレット。おいしいのはもちろんのこと、手早くできてお腹にたまるメニューということで、寒い時期に人気の高いフランスの家庭料理のひとつです。

サヴォア地方イメージ
shutterstock.com

アルプル山脈の麓に広がる、スイスにほど近いサヴォア地方生まれのグラタンで、この地域で作られる丸型チーズ「ルブルション」をドドーンと豪快にのせて焼き上げます。

右側のチーズがルブルション
shutterstock.com

日本国内ではルブルションは手に入りにくいこと、また入手できても高価なことから、今回はカマンベールととけるチーズで代用しました。カマンベールが苦手な人は、ブリーチーズでも。ルブルションはカマンベールと比べるとクセがなくマイルド、なめらかな口当たりのチーズです。そのままでも、加熱しても美味。

材料を重ねて焼くだけのお手軽フレンチをご紹介しました。ワイン片手に、楽しんでみてくださいね!

[750g.com]
[meg-snow.com]
[Recipe and photos by sweetsholic]
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sweetsholic/ライター/パティシエ/ときどき通訳

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。現在の居住地は南フランス。海外のライフスタイルや、各国で学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理、マレーシアが大好き。

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