【しおれた葉物野菜をシャキシャキにする方法】冷たい水に漬ける？50度洗い？どちらがいいか検証！｜知っ得ライフハック

シャキシャキっとした食感がおいしい野菜。サラダで食べれば、爽快の食感ですよね。今回は、しおれてしまった野菜をシャキシャキにする最善の方法を検証！ 冷たい水に漬ける？ 50度洗い？ どちらがいいのか改めて試してみました！

しおれた野菜を復活！

レタスやキャベツなど、生で食べることができる野菜は便利でおいしく、食卓にのぼる機会も多いですよね。でも、調理するのが数日後になったり、食べきれず余ってしまったとき、しおれてしまっていることもたびたび。

今回は、そんなしおれてしまった野菜をシャキッとさせる方法を検証。しおれたレタスで、冷水につける方法と、50度のお湯につける方法を試します。

よりシャキッとするのは？

数日前に購入し、冷蔵庫の野菜室で保存していてレタス。しおれています。しなしなまではいきませんが、持ってみるとへなーっと倒れてきました。

そんなレタスを一枚一枚はがし、まずは流水で汚れを落とします。下ごしらえが終わったら実験開始！

冷水につける

まずは冷水（約10度以下）にさらすと繊維が固くなり、歯ごたえのあるシャキッとした食感になる方法を試します。

水道水をボウルに入れ、氷を入れて冷水を作ります。水道水は10度以上あったので、氷はたっぷり入れました。洗ったレタスをそっと沈め温度を測ってみると4.1度。手が凍えそうなくらい冷たい！

この状態で5分放置します。

5分後レタスを取り出してみるとシャキッとしています。食べてみるとシャキパリ食感で、キリッと冷えていておいしい！ サラダに最適なレタスに仕上がっています。

50度のお湯につける

50度洗いは、熱にさらすことで野菜の表面にある気孔が開いて水分を吸収しようとする「ヒートショック」という現象によりシャキシャキ食感にする方法。収穫された野菜は水分の蒸発を防ぐために気孔が閉じていますが、50度前後のお湯で洗うことで開いた気孔から水分が取り込まれ、みずみずしさが復活するという原理です。

50度のお湯は、沸騰したお湯と水を1：1の割合で混ぜれば作ることができますよ。

洗ったレタスを50度のお湯が入ったボウルに沈めます。約30秒ほど経ったら素早く取り出します。

お湯の温度が高すぎたり浸す時間が長すぎたりすると、しなしなになったり、栄養素が溶け出してしまうことがあるので、レタスによってつける時間を15〜30秒ほどで調節してください。

おお！　こちらもパリッとしています。食べてみると見事なシャキパリ食感。冷水につけたときと甲乙つけ難い食感です。

50度洗いをした後は、すぐにキッチンペーパー等で拭いて水分を切ります。そのままにしておくと、50度のお湯が揮発して、せっかく野菜に吸収された水分が一緒に蒸発してしまうので注意！

50度洗いの後冷水につける

最後は、50度洗いしたレタスを冷水につけてみました。

食べてみると、究極のシャキパリ食感！　ひんやりと冷えていて、生で食べるには一番の仕上がりかもしれません。今すぐサラダが食べたくなる食感です。

結論：どれもシャキシャキ！

今回試した3種の方法は、どれもレタスをシャキパリ食感にしてくれました。ただ、どの方法にも少し面倒な作業があります。

冷水に浸す方法は、氷を沢山用意する必要があり（今回は製氷皿1.5枚分）、50度洗いは仕上がったレタスがぬるいので冷やす必要と、すぐに食べない場合は水分を拭き取る作業が必要です。50度洗い後冷水に浸す方法は、どちらの作業も必要で少し手間がかかります。

調理するときにあった方法を選択して、おいしい葉物野菜を楽しんでくださいね♪

［All Photos by Komori］

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こもり

Komori／ライター／食育インストラクター

東京の片隅で夫・娘２人・黒猫と暮らしているフリーライター。広告代理店制作部、デザイン事務所などでのグラフィックデザイン仕事を経てフリーランスに。食べる事が好き過ぎて、遂に！食べ物への愛を文字に乗せて発信することに。美味しい！と思ったものは何回も食べてしまうタイプです。特にいか・エビ・寿司・ラーメンに目がない。

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