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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: MAR 8TH, 2023.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【71】魚のポテサラ!パンにも合います

【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】「イエモネお昼ごはん部」では、みんなで一緒に料理を作って食べるという活動をしています。活動の場は声だけでコミュニケーションするSNSアプリClubhouse(クラブハウス)。そのRoomが開くのはほぼ毎週金曜日お昼ちょうどの12:00です。材料はほぼ3つ。それに調味料はなるべくうちにあるもので。フードコーディネーターの石黒アツシが声だけで作り方を説明して、みんながそれぞれの自宅のキッチンで作ります。楽しく食べて13時には撤収完了!この連載ではレシピと、参加者の皆さんが作った料理の写真と、作った後のコメントを送ってもらって、いったいどうなったのか!をご紹介しています。

魚のポテサラ

>>>材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【70】牛肉とブロッコリーのオイスターソース炒め

今回トライするのは「魚のポテトサラダ」。

実はじゃがいもと魚は相性が良いんです。イギリスのタラのパイは、タラとマッシュドポテトをオーブンで調理しますが、今回のレシピはそれがヒントになりました。

焼き魚用の魚とじゃがいもに万能ねぎ

参加者の皆さんに伝えて用意してもらった食材は、焼き魚用の魚、じゃがいも、万能ねぎの3つ。「焼き魚」ってざっくりですよね。鮭の切り身があればそれでもいいですし、あじの干物でも、さわらの西京漬けでもなんでもOKです。

材料

材料:1人分

じゃがいも2個(中サイズ)
合計200〜240g
焼き魚用の魚1枚
万能ねぎ3枚(小口切り)
粉チーズ小さじ1
マヨネーズ大さじ3
バター大さじ1
コンソメ小さじ1/2
こしょう小さじ1/4
少々
ピザ用チーズ20g

調味料の「粉チーズ」と「コンソメ」が、いいコクを出してくれます。その代わりマヨネーズは少なめに。ピザ用のチーズでアレンジもしてみますよ。

電子レンジと魚焼きグリルで並行して調理

1.じゃがいもの皮をむき、4つに切って耐熱容器に入れたら、蓋またはラップをかけて電子レンジ600Wで4分加熱。

2.魚の切り身を魚焼きグリルで7分ほど焦げないように注意しながら焼き、ほぐしておきます。皮は粗みじん程度にカット。今回使ったのあじの開きです。

あじ

3.じゃがいもをつぶして、粉チーズ、マヨネーズ、バター、こしょうを入れて合わせたら、2の魚と万能ねぎを入れます。ざっくりと魚がつぶれないように合わせたら、味を見ながら塩で調えます。

ポテト

4.アレンジで、3をグラタン皿またはパンにのせ、ピザ用チーズをかけて230℃のオーブンで12分焼きます。

パン

さて、参加者の皆さんの出来栄えは?

魚のポテサラ
©Mayumi

アジの塩気がちょうどよくておいしかった〜!!もっと生臭くなるかと思ったけど全然そんなこともなく、ネギがちょっと和風な感じですごく合いました!

アジの開きでチャレンジしたMayumiさん。そうなんですよ、焼いた魚って旨味が増して臭みは無くなるのでおいしいですよね。

魚のポテサラ
©Chika

たらを焼いたChikaさん。白身の魚は特にポテトに合います!

ポテサラってあんまり納得いくできあがりになったことないんですが、これは最高においしかった!!晩ごはん用に置いておきたかったけど、一人で全部食べてしまいたいくらいです。魚っぽさとマヨネーズ感がいい意味で存在感が強くなく、ポテトに馴染んでいたのがビックリ。一味をふりかけるとピリ辛がアクセントになっていい感じでした!

魚のポテサラ
©M.Mari

実は日付を間違えて思い込んでいて、気が付いたのは5分前。2日前の残り物の塩鮭があって本当に良かったです!

とM.Mariさん。そうなんです。魚なら何でもOK。塩鮭なので塩味を調整して作ってくれました。

魚のポテサラ
©Aya.Yamaguchi

お酢と砂糖に悩まされてたポテサラ、コンソメとチーズとバターでこんなにおいしくできるなんて!タラで参戦でしたが今度は鮭やアジの干物でも挑戦して見たいです。オプションで玉ねぎ入れてもおいしそう。お悩み解決!

Aya.Yamaguchiさんは可愛くパンにサンド。伝統的なレシピもいいですが、自分の好みで作るのもまたよし! カレーパウダーを入れたりするものありですよ。

魚のポテサラ
©ひつじ

なんとツナ缶で作るというひつじさん。フライパンで焼いて水分をちょっと飛ばすことにしました。

ツナがカリカリで想像以上に合いました 。 粉チーズなかったのでブロックチーズちぎって入れたら、食感もプラスされておいしさUPしました!

ツナのカリカリとチーズの柔らかさの食感のコントラストがよさそうです。

魚のポテサラ
©Maru

銀鮭と新ジャガで参戦しました。鮭の塩味があったので、塩は入れずで充分でした。ネギのシャキシャキが歯ごたえがあって。マヨネーズこれだけ?って思いつつ、バターとコンソメがカバーしてくれるんですね!

塩味の調整、大事ですね。マヨネーズが少なくても、旨味がプラスされてるとおいしいですよね。

さぁ、みなさんも好きな魚を焼いて作ってみてください。

次回は、「お好みぱらぱら炒飯」に挑戦です。

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]

>>>【プロが教えるおでんレシピ】基本だしの作り方&具材の茹で方・煮る順番まで徹底解説

>>>これまでの「お昼ごはんレシピ」はこちらから

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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