洗剤は何種類もいらない！ 何で代用できるか試してみた

ドラッグストアに行くと、食器用洗剤、トイレ用洗剤、お風呂用洗剤、ガラス用洗剤など、たくさんの洗剤がおいてあります。「洗剤の使いわけはここまで必要？」と疑問に思ったことはありませんか。家の掃除道具を入れる収納は、さまざまな洗剤でぎゅうぎゅう状態。できるだけ洗剤を代用すれば、その分、収納や管理が楽になるはずです。洗剤の代用の実例をご紹介します！

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洗剤の種類が多くてゴチャゴチャ。何かで代用できない？

住宅用洗剤には、本当にいろんな種類の洗剤がありますよね。

用途別に洗剤を使い分けた方がその場所に適した洗浄力を発揮して、汚れが落ちやすいのかもしれません。

ですが、あまりに種類が多いと、保管スペースがいっぱいになり、ごちゃごちゃしてしまいます。

また、洗剤が切れたときの買い足しも何かと大変です。

１つ切らしたと思ったら、またしばらくして別の洗剤が切れる、ということが繰り返されると何だか疲れてしまいませんか？

ちょこちょこ買い足すのは面倒と思ってストックを買い置きしても、洗剤の種類が多いと、その分在庫が増え、収納スペースが圧迫されてしまいます。

数が多すぎる住宅用洗剤が地味なストレスだったので、できるものは代用してみることにしました！

食器用洗剤を薄めてガラスや壁クリーナーに！

代用に使ったのは食器用洗剤です。

食器用洗剤はさまざまな住宅用洗剤の中でもっとも消費量が多くて、ストック向けの大容量タイプも販売されています。

わが家では、詰め替え４回分が入った700ｍｌのジャンボサイズ食器用洗剤を、安いときにまとめ買いして一か所に保管しています。

普通に食器用洗剤として使うほか、水で２0倍くらいに薄めて雑巾にしみ込ませ、ガラスクリーナーや壁紙クリーナーとしても使っています。

食器用洗剤は油汚れに強く、手垢や皮脂汚れがメインのガラスや壁の掃除にはぴったりでした。

お風呂用洗剤も食器用で代用してみた！

食器用洗剤をもっと代用として使えないかと思い、次に試してみたのがお風呂です。

ちょうどお風呂用洗剤のスプレーボトルを使い切ったところだったので、空になったボトルを軽く水ですすぎ、食器用洗剤を約５倍に希釈して入れてみました。

バスタブに付く汚れの大半は、皮脂が溶けた湯垢です。

食器用洗剤は油汚れを落とすのに適しているので、バスタブの汚れ落としにもぴったりでした。

洗い上りを指でこすってみると、キュッキュッと気持ちのよい音がして、以前使っていたお風呂用洗剤と変わらないくらいの洗浄力を発揮しています。

食器用洗剤が使えない場所はどこ？

場所によって付着する汚れの性質は変わってきます。

残念ながらすべての場所で食器用洗剤を代用することはできませんでした。

例えばトイレの黄ばみや黒ずみ、シンクの水垢などには、酸性の洗剤が効果を発揮します。

また、洗面台やお風呂の床面など、皮脂やせっけんかすなどのこびりつきがひどく、重曹や研磨材入りのクリーナーを使った方が、スムーズに汚れを落とすことができます。

食器用洗剤では落とすことができない汚れについては代用を諦め、専用洗剤を使用することに。

ガラスクリーナーやお風呂用洗剤を食器用洗剤で代用し始めてから、アイテムやストックの数が減り、収納スペースもスッキリしました。

洗剤を代用するときのポイントは、「汚れの性質にあわせて代用を行うこと」。

なお、酸性と塩素系など、混ぜると危険な洗剤の組み合わせもありますので、代用をするときは洗剤の成分表をよく見て、十分注意して行うようにしてください。

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内野チエ

Chie Uchino／ライター

Webコンテンツ制作会社を経てフリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。

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