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POSTED BY ライター&フォトグラファー 石黒アツシ 掲載日: NOV 22ND, 2019.

渋谷PARCOで出合うOIL by 美術手帖の作品はモードとアートのフロアに

「アートを買い、アートと共に生きる。そのかけがえのなさを一人でも多くの人に味わってもらう」というOIL by 美術手帖。言わずもがな、あの日本屈指のアート誌、1948年創刊の「美術手帖」が運営するアートのマーケットプレイスです。これまではECを運営してきましたが、その実店舗が11月22日オープンの渋谷PARCOに登場しました。

OIL by 美術手帖は渋谷PARCO2階の「MODE & ART」のフロアにあります。「モード」を軸にしたブランドが並ぶ中、ひときわ静けさが漂う澄んだ空間を見つけたら、そこがOIL by 美術手帖です。

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ギャラリー、カフェ、ショップ

OIL by 美術手帖にある機能は、ギャラリー、カフェ、それにショップ。この3つの機能が気持ちよく融合した空間でアート作品に出合うことができます。

カフェのカウンターの隣にある木製のベンチのさらに左にあるのがギャラリーの空間。カウンターに向かって右側には販売しているアートの展示。それらのスペースにはっきりとした仕切りはありません。

ギャラリー第1弾は玉山拓郎さんの個展

オープン第1弾の展覧会は、”鮮やかな色彩の家具や照明、日用品のオブジェ、映像を用いたインスタレーションで知られるアーティスト”玉山拓郎さんの個展です。

映像が映し出されたモニターも、それを反映する鏡も、それらがのるファニチャー、空中に浮かぶ球体も含めた作品は、眺めていると非日常な感覚に包まれます。

カウンターにも玉山さんの作品が作品集やカードと共に並んでいました。

カフェで知る新しい茶葉の楽しみ方

21世紀の茶葉づくりを目指すブランド「EN TEA」のプロジェクト「GEN GEN AN」は、”この時代の茶葉の楽しみ方「TEA TIME」を考え、少しだけミライの姿で伝えていく”といもの。そのGEN GEN ANがディレクションした、緑茶を軸にしたメニューを楽しめるカフェです。

その一つが「緑茶ソーダ」です。グラスに注いだソーダに、クリーマーで泡立てた緑茶をそっと注いでいきます。ほんのり和三盆の甘さは控えめに、絶妙のバランスでスッキリとした飲み心地でした。

アートを買うこと、アートと生活すること

カウンターに向かって右側で、アート作品は販売されています。アート作品と言っても、手で触れることができるものばかり。アート感が溢れる実用的なグッズも。

作品を鑑賞して、さらにうちに連れて帰ったらどうしようかと考える楽しみがあります。このような作品は高いもので10万円台後半でした。

部屋においておくアートじゃなくて、身に着けるアートも気になります。アート作品とはいえ手の届く価格帯のものも多いので、「自分のものにしてみる」という想像がリアルになってきます。

ふとカウンター下に目を移すと美術手帖のバックナンバーが。とりあえず気になる特集がある号でも買ってみようかなと。

最近は特に変化が忙しい渋谷。生まれ変わったパルコにあるこの静かな空間で、新しい緑茶の飲み方にハッとしたり、アートと自分の生活のことを一緒に考えてみるなんて、何かが少し豊かになるような体験だと思います。

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OIL by 美術手帖
https://oil.bijutsutecho.com/
https://shibuya.parco.jp/shop/detail/?cd=025872
〒150-8377 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階
03-6868-3064
営業時間 :10:00 – 21:00

[All Photos by Atsushi Ishiguro]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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