長引く自粛生活のなか、リモートワークやステイホームで身体の不調を感じている人が増えています。肩こり・腰痛などの自粛痛を感じても、特に対処をせずにがまんしているという人も少なくないのだとか。外用鎮痛消炎剤「ロイヒ」シリーズを使った湿布ファーストの考えかたや、この夏のヘルスケア術について、ニチバン株式会社のセミナーで教えていただきました。
あなたはなってない? 肩こり・腰痛などの自粛痛
ニチバン株式会社が行った調査によると、身体の不調がある人のうち、コロナ前と比べて身体の不調が増えたと回答したのは全体の約6割でした。
不調が増えたと回答した人のうち、その不調が在宅勤務や在宅生活の影響だと感じている人は、全体の約4割でした。
身体の不調として、目の疲れ、肩こり、疲れ・だるさ、腰痛などを感じている人が多いようです。このように、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い始まった、自粛生活により発生する体の不調を「自粛痛」と呼びます。
自粛痛への具体的な対処法としては、ストレッチ、マッサージ、外用鎮痛消炎剤(湿布等)が上位に入りましたが、その一方で、我慢する人が27%もいることがわかりました。
工藤先生に聞く、この夏のヘルスケア術
この夏は自粛痛やマスク生活に加え、高温多湿の気候も加わって体調を崩しやすいのだとか。内科医の工藤孝文先生に、この夏のヘルスケア術についてうかがいました。
自粛痛の患者さんが増えている
工藤先生の病院へ訪れる方のなかでも、肩こり・腰痛などの自粛痛を訴える患者さんは明らかに増えているそう。
リモートワークは、姿勢や作業環境によっては肩こり・腰痛などの痛みにつながりやすくなります。特にソファや地べたに座っての作業は、痛みの慢性化につながる要因となっています。
マスクをすることでストレスがかかっている
最近は外出するときにマスクが欠かせなくなりましたが、このマスクもストレスの一因になっています。
マスクをすると呼吸がしづらくなり、酸欠の緊張状態から肩がこりやすくなります。また、ずっとマスクを付けているというわずらわしさもストレスとなります。
マスクのストレスに加え、いつ新型コロナウイルスの流行が収束するかわからないといった不安や、自粛生活により人との関わりが減ることなどが重なって、ストレスが少しずつ蓄積され、その結果うつ症状が出てくることがあるのだとか。
心と身体は相関しているので、肩こりだけだと思っていたのにうつ症状が出てきたり、反対にうつ症状から身体の痛みが出てきたりもするそうです。
朝日を浴びてセロトニンという幸せホルモンを出すことと、夜出る睡眠ホルモンのメラトニンを邪魔しないよう、夜はスマホのブルーライトをカットすることなどで、早めにストレスをケアすることが大切です。
夏の「寒暖差」に注意!
気温も湿度も高い日本の夏。近年は特に夏の暑さが厳しいように感じますよね。暑くて湿度の高い屋外と、冷房が効いている室内の寒暖差で、夏は自律神経のバランスを崩しやすいのだそうです。
肩こり・腰痛などの痛みには「即ケア」が大切
自粛痛とマスク生活で不調になりがちなところに、寒暖差が加わり、この夏は体調を崩しやすい要因が揃っているそう。
慢性的な痛みや強い症状を我慢して放置していると、仕事や日常生活に影響が出て、気分が落ち込んでしまいます。そして、気分が落ち込むことで痛みがよりひどくなるという、負のスパイラルにはまってしまいます。
この負のスパイラルを断ち切るためには、痛みを感じたらすぐにケアをすることが大切です。肩や腰に痛みを感じたら、我慢せずに貼り薬を貼りましょう。身体の痛みが和らぐと、心にも余裕が出てきます。痛くなったらすぐに貼り薬を貼る、これを「湿布ファースト」として覚え、ぜひ実践してみてください。
また、体と心のケアのためには運動も推奨されています。運動が苦手な人は、岩盤浴やサウナなどで血流をよくするのがおすすめです。
湿布ファーストを実践してみた結果…
筆者は今までも肩こりに貼り薬をよく使用していたのですが、「かなり痛い」と感じるようになってから貼るという使い方をしていました。
先日、「肩が凝ったかな、少し痛いな」と感じたときに湿布ファーストのことを思い出してすぐに貼り薬を貼ったところ、貼ってすぐに心地よさを感じただけでなく、時間が経つと痛みが和らぎ、気分も少し楽になっていることに気がつきました。
我慢できないほどの強い痛みではなくとも、「肩が痛い」ということが小さなストレスになって、心にも負担をかけていたのかもしれません。
湿布ファーストを意識すると、自分の身体の不調を察知しやすくなるので、よりきめ細かいケアができます。自分の身体を大事にすることにもつながりそうだな、と感じました。
身体も心も楽になるのだから、これからは痛みを放置せずにすぐケアをしよう…! と感じた「湿布ファースト」体験でした。
肩こり・腰痛に!ロイヒシリーズ
「湿布ファースト」におすすめなのが、ニチバン株式会社のロイヒシリーズです。ロイヒシリーズはロングセラーの外用鎮痛消炎薬で、テープタイプ、小型丸形プラスタータイプ、クリームタイプなど全部で9アイテムが取りそろえられています。ラインナップは以下の通りです。
- ロイヒつぼ膏™(第3類医薬品)
- ロイヒつぼ膏™大判(第3類医薬品)
- ロイヒつぼ膏™クール(第3類医薬品)
- ロイヒつぼ膏™クール大判(第2類医薬品)
- ロイヒ膏™ロキソプロフェン(第2類医薬品)
- ロイヒ膏™ロキソプロフェン大判(第2類医薬品)
- ロイヒ™クリーム フェルビ(第2類医薬品)
- ロイヒ膏™フェルビ コンパクト(第2類医薬品)
- ロイヒ温シップ™フェルビナク (第2類医薬品)
2020年11月発売のロイヒ膏™ロキソプロフェンは24時間効く!
2020年に新発売となったロイヒ膏ロキソプロフェン(第2類医薬品)は、24時間肩こりの痛みや腰痛に効くのが特徴。鎮痛消炎成分のロキソプロフェンナトリウム水和物が痛みの芯まで浸透し、24時間痛みに直接効いてくれます。
24時間の鎮痛消炎効果を有効に活用するために効果的な貼り方は、入浴後30分経ってから貼ること。次の日、入浴の30分前にはがせば、長い間効き目感を感じられます。
無臭タイプなので、オフィスでもプライベートでも気にせずに使えるのも嬉しいポイントです。心地よい温感タイプで、貼りやすくしわになりにくいテープを使用しています。
[Photos by shutterstock.com]
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熊本沙織
Saori Kumamoto/編集者/ライター
編集プロダクションと出版社での勤務を経てフリーの編集者・ライターに。ウェブメディア・書籍・雑誌・広報誌などで幅広く活動中。隙あらば航空券をウェブ検索し、旅のプランを練っている旅行好き。自宅に3台のたこ焼き機を所有する関西人。
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