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POSTED BY ライター/編集/フードアナリスト 中山秀明 掲載日: MAY 2ND, 2022.

【食のプロがコンビニ食べ比べ】ファミマ筆頭に今キテる!クリームパンを比較

昔からある定番菓子パンのひとつ、クリームパン。発祥は新宿「中村屋」ですが、今年ファミリーマートが発売し大ヒットした「ファミマ・ザ・クリームパン」によって今注目を集めています。そこで今回は、コンビニ各社のクリームパンを5種類食べ比べました。

コンビニで発売されているクリームパンを5種類食べ比べます
コンビニで発売されているクリームパンを5種類食べ比べます

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「ファミマ」は濃厚でとろける上品な味

3月22日の発売から8日で220万食。4週間で650万個を突破し、一部店舗では品薄な状況が続いた「ファミマ・ザ・クリームパン」。牛乳と卵の配合にこだわった好バランスのカスタードクリームと、卵黄や生クリームを配合のパネトーネ種を使用した生地の、コク深くしっとりとした味が特徴です。なお、製造は神戸屋が担当。

ファミマ・ザ・クリームパン。税込128円

スペックは93g(筆者調べ。以下同)に対し258kcalで、炭水化物は30.4g。生地もクリームも、卵の風味が豊かでリッチ。クリームはバニラシード入りのカスタードで、濃厚さと上品さがマッチした絶妙なおいしさです。全体的に生地が柔らかく薄めなので口どけがよく、このバランスがとろけるような食感を演出。王道のクリームパンを彷彿(ほうふつ)とさせる、グローブのような形にも惹かれます。

ファミマ・ザ・クリームパン
税込128円
https://www.family.co.jp/goods/bread/1532845.html

「ローソン」はスイーツ要素が豊かなご馳走系

ふんわりとした食感の生地に、甘さ控えめの軽やかなカスタードがすき間なくぎっしり入ったローソンのクリームパン。価格的にもぜいたくな仕上がりとなっています。製造は、パンメーカー最大手の山崎製パンが担当。

ぎっしり!!とろけるクリームパン。税込151円

96gに対して349kcal、炭水化物41.0g。中身はカスタードにホイップクリームをブレンドしたようなタイプで、生地は黄色が強めのブリオッシュ系という、スイーツ要素を感じるご馳走感覚のクリームパンです。全体的に甘さは強すぎないものの、豊かな香りと食べごたえで、インパクトは十分に感じられます。

ぎっしり!!とろけるクリームパン
税込151円
https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1450561_1996.html

「セブン」は大サイズでクリームと生地が絶妙にマッチ

中身の上部はホイップ、下部はカスタードというWクリーム。バニラシードを使用し、香り高さにもこだわった一品です。製造は、セブン-イレブンジャパン御用達の武蔵野フーズが担当。

ダブルクリームパン。税込127円

114gと今回の最大サイズに対して294kcal、炭水化物40.0g。ホイップは軽め、カスタードは重めでメリハリがいい塩梅です。生地は上部が薄めで底部は厚め。下の歯に当たる部分の食べごたえはありつつも、上部の薄皮生地からクリームが自然と入ってくるので、口の中で広がる一体感が絶妙。よく考えられた傑作です。

ダブルクリームパン
税込127円
https://www.sej.co.jp/products/a/bread/

「ミニストップ」はホイップ多めで多彩な香りも美味

「ホイップ好きのぎっしりホイップクリームパン」という名に恥じない、ホイップクリームが多めのミニストップ。それでいて、甘すぎずあっさりめのWクリームパンとなっています。製造はPasco(敷島製パン)が担当。

ホイップ好きのぎっしりホイップクリームパン。税込125円

101gに対して338kcal、炭水化物42.8g。中身のクリームは上部がホイップ、下部がバニラシード入りのカスタードとなっており、ネーミング通りでホイップが多めです。バニラの香りにハチミツ的な風味も加わって、生地は王道系のしっかりめな食感。こちらはマーガリンの香りを豊かに感じます。

ホイップ好きのぎっしりホイップクリームパン
税込125円
https://www.ministop.co.jp/

「ヤマザキ」は生地の主張が強めの王道テイスト

最後は、“元祖”ザ・クリームパンともいえる山崎製パンのロングセラー「クリームパン」。今回はサミットで購入しましたが、山崎製パンが展開するコンビニ「デイリーヤマザキ」でも売っています。特徴は、なめらかなクリームを包み、ふんわりと焼き上げていること。

クリームパン。税込117円

99gに対して292kcal、炭水化物43.8g。フランスの伝統的な発酵種「ルヴァン」を、大量生産パンながら自家製で使用。食べてみると、しっかりもちもちという表現が似合う食感で、スイーツ要素は少なくパンらしい味わいです。サイズの大きさに対して重さはそこまででもなく、これはクリームが少なめだからでしょう。それもあって、パンとしてのおいしさを楽しむクリームパンだと思います。よりクリームを楽しむなら、上位品の「高級クリームパン」がおすすめ。

クリームパン
税込117円
https://www.yamazakipan.co.jp/product/02/cream.html

定番パンとはいえ、生地とクリーム共に各社の個性が出ていて、その違いが興味深い結果となりました。今回はファミマのヒットを機にクリーパンを取り上げましたが、同社はカレーパンやメロンパンも「ファミマ・ザ・パンシリーズ」と銘打って商品化しており、今後の横展開にも注目です。

※各コンビニとサミットで購入。賞味期限はそれぞれ1~4日でした。また、商品名、価格、仕様、品揃え等は変更される場合があります。
[All Photos by Hideaki Nakayama]

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中山秀明

Hideaki Nakayama/ライター/編集/フードアナリスト

食の分野に詳しいライター兼フードアナリスト。雑誌とウェブメディアを中心に編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TV番組や大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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