【東京のおいしいパン屋ルポ】Café＆Bakery MIYABI 人気パンランキング｜神谷町

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ひと口食べればいつも変わらずおいしさと癒しをくれる“パン”。このシリーズでは東京で人気の名店やおすすめのおいしいパン屋、人気パンランキングなどをご紹介。今回は、30年ほど前に京都は祇園で職人の手から生まれ、東京を中心に店舗を展開している「MIYABI」をご紹介します。デニッシュ生地の食パン、1度は食べたことがあるのではないでしょうか。早速実食と共にルポをお届けします。

1 京都の職人の手から生まれた、デニッシュ食パン
2 Café＆Bakery MIYABI オランダヒルズ店人気パンランキングTOP3

京都の職人の手から生まれた、デニッシュ食パン

「MIYABI」は今から約35年前、京都は祇園で誕生しました。当時、京都・祇園のパン職人が「クロワッサン」のようなおいしい食パンができないかと、試行錯誤してできたのが「MIYABI」を代表するデニッシュ生地の食パン。

1997年に東京で初めて銀座博品館で売り出したのち、三越や東武百貨店で常設販売し、「1日100本も売れるパン」と話題になります。2014年12月にはカフェを併設した「Café＆Bakery MIYABI」をオープンしました。

「Café＆Bakery MIYABI」は現在東京に3店舗展開しており、神保町店、大森店、今回取材に伺った神谷町・オランダヒルズ店です。

百貨店内などでのパンの取扱店舗は、全国に27店舗。高速のSAやPAでの店舗は43店舗。道の駅「どまんなかたぬま」でも取り扱っています。

オランダヒルズ店は東京メトロ日比谷線、神谷町駅から徒歩2分ほど。全面がガラス張りで陽の光が入る明るい店内。丸いフォルムの造りも素敵です。

イートインができるカフェが併設され、木目を基調にした清潔感あふれるすっきりとした店内。

オランダヒルズ店は2階もあります。

2階にはテラス席があり、すぐ近くには東京タワーが。外の空気を感じつつ、購入したパンをいただいて、リフレッシュできる時間を過ごせそう。

店内で販売されているのはデニッシュ食パンだけではなく、デザート系のパンや、お惣菜パンなど種類も豊富。

あんぱんやコロッケパンなども並んでいます。

こちらはデニッシュを使った惣菜パン。ラピュタパンをイメージする独特のネーミング、気になります。

ご贈答用に、食パンとジャムのギフトセットやジャムセットの他、食パン用のギフトボックスも販売しています。その他ラスクもあり、ちょっとしたお礼に買っていく方も多いそう。

こちらは「MIYABI」食パンコーナー。ちょうど焼き立てが並んでいました。

なんと「MIYABI」は月に1度、宮家に献上されているとのこと。皇室の方に贔屓にされる食パンとは・・・！早速TOP3をご紹介します。

Café＆Bakery MIYABI オランダヒルズ店人気パンランキングTOP3

第3位　シナモンロール（280円）

第3位はシナモンロールです。くるくるして可愛い形のシナモンロール。ハワイからやってきて、今では日本でもすっかり定番になったパンですよね。MIYABIのシナモンロールはどんな感じでしょうか。

小ぶりで可愛い！

フロストシュガーをまとってちょこん。くるくるうずを巻いてます。

レンジで20秒ほど温めると（レンジアップと言うそう）、さらにおいしくいただけるということでレンジでチン！シナモンに加え、カルダモンのスーッとした香りもしてきました。

シナモンロールはまわりからくるくる剥がして食べたいところですが、あえて真っ二つにしてみたところ、うずがきっちり何重にも巻かれていて、美しい縦縞が見て取れます。

続いて周りからくるくる～。生地の部分はふわふわと柔らかで、スポンジ生地のようです。

MIYABIのシナモンロールは小さめで甘さも控えめ。パクパク食べられます。朝食にもちょうどよさそうな大きさですね。

第2位　MIYABIデニッシュショコラ（940円）

第2位はMIYABIデニッシュショコラです。こちらは縦横10㎝、長さ15㎝ほどで、普通の食パンよりひと周りくらい小さめの大きさ。

通常の食パンは、おおよそ4-5時間くらいでできあがりますが、MIYABIデニッシュ食パンは10～11時間ほど丁寧に時間をかけて焼き上げます。見え隠れしているビターチョコチップはフランス産。

カットしてみました。あちこちにチョコチップが詰まってます。周りはサクサクで、チョコのいい匂い～。

軽くトーストしてみました。手で持つとチョコパン生地の油が手に染みます。チョコチップは溶け、さらにチョコ感が溢れます！

生地にもたっぷりチョコレートが練りこまれているので、チョコ好きにはたまらない。軽い口当たりで重さはなく、チョコの風味を贅沢に感じることができました。

パンも食べたいけど、チョコも欲しい。そんな欲張りなあなたも、満足できること間違いありません。

第1位　MIYABIデニッシュレギュラー 1.5斤（880円）

1位はやっぱり、店名にもなっているMIYABIデニッシュです。厳選された小麦粉を使用し、「ミヤビオリジナルクリーム」というクリームを配合しています。このクリームを配合することで、しっとりした食感、ほんのりとした優しい甘さになり、風味豊かに仕上がるとのこと。

MIYABIデニッシュもショコラ同様、10～11時間ほど丁寧に時間をかけて、焼き上がります。オランダヒルズ店での焼き上がりは9時、14時、16時の3回（変更の可能性あり、要確認）

デニッシュ生地から、甘～いミルクの香りがしてきました。外側の耳部分はサックサク。

生地を三つ編み状にして焼き上げるので、上から見ると三つ編みに編まれていることがわかります。きれいに編まれてますね！

早速カットしていきまーす。ナイフが外側の耳からザクッと入って、内側にいくにつれナイフの進み方がふわっと変わり、バターの風味が漂います。

内側のパン生地部分は、ふわふわ～しっとりです。MIYABIデニッシュはそのままでもおいしいですが、軽くトーストすると、バターがほどよく溶け出し、さらにおいしくいただけるとのこと。早速トーストしていきます。

こんがりとおいしそうな焼き色がつきました。外側はカリカリ、ザックザクです。バターとミルクの甘い香りがからみあって、香ばしさがさらに広がります。

割いてみると中の生地は柔らか～！ムニ―ッと伸びます。耳のザク、中のふわあ～とした食感の違いを楽しめます。香りはとても甘いですが、食べてみると意外にもあっさりした味わい。トーストしただけでもおいしいですが、ジャムなどを付けても生地の風味が際立ちそうです。

またMIYABIデニッシュは、定番の8種類のフレーバーの他、約2～3カ月に1度のタイミングで変わる、季節限定のフレーバーが販売されています。

筆者が訪れた際には、7～8月限定のマンゴーデニッシュ食パンを販売中。生地にマンゴーがゴロゴロと練りこまれた贅沢なデニッシュでした！その後、9～11月はリンゴ、12～2月はイチゴ、3～4月はサクラ、5～6月はブルーベリーと続きます。

その時期の旬なフレーバーが入った、季節限定MIYABIデニッシュを待っているお客さんもいるそうです。季節の変わり目を感じることができるパン。素敵ですね。

京都の職人の手から生まれ、こだわりはそのままに、新しい試みを続けていくMIYABI。これからも注目し続けたいパン屋です。

CAFE＆BAKERY　MIYABI オランダヒルズ店
住所　東京都港区虎ノ門5-11-1
電話　03-5843-8198
営業時間　月～金 7:00～20:00 / 土曜・祝日 8:00～19:00
定休日：日曜
店舗HP　http://search.daisyo.co.jp/shop.php?shop_cd=5263
通販サイト http://www.miyabipan.com/
（惣菜パンやデザート系のパン等は店舗販売のみ、通販不可）

※価格は全て税込みです。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
※賞味期限　製造日含め5日

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