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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: JUN 9TH, 2021.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【14】スモークサーモンのさわやか押し寿司をタッパで作る!

【毎週水曜10:00配信】ほぼ毎週金曜12:00からSNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」で活動中のイエモネお昼ごはん部。材料ほぼ3品でサクッと一緒においしいごはんを作って食べようという試みです。声だけのコミュニケーションとですが、他のみなさんがどんなふうに作っているのか探りつつ、毎回盛り上がります。この記事ではレシピをご紹介しつつ、みなさんが作った画像と感想を共有します。

サーモン押し寿司完成

イエモネお昼ごはん部のClubhouseのRoomは【材料ほぼ3つ!一緒にお昼ごはん作って食べよう 】です。テーマは『誰でも参加OK、ききせんOK!材料そろえて集合してください〜作って食べて1時間以内にサクッと終了します!』です。回を重ねてもう14回目。週に一度わいわいと楽しむのはストレス解消にもなります。

今回はスモークサーモンを使って簡単な押し寿司を作ります。

材料:スモークサーモン、絹さやとガリの3つです

材料
スモークサーモン 100g
絹さや 12本
しょうがの酢漬け(ガリ) 50g
ごはん 150g

スモークサーモンは生のサーモンよりも薄く切られて売っていることが多いので押し寿司に合います。あっさりながら味もついているし、燻製の香りもスモーキーですから、そのままサラダにのせたり、パンに挟んだりと、様々な料理に手軽に使えて便利ですよね。

もう一つの具は絹さや、またの名をさやえんどう。緑がきれいな絹さやなど、緑の豆類がおいしい季節になりました。シャキッとした食感も楽しいです。

酢飯はしょうがの酢漬け「ガリ」を混ぜ込んで作ります。すし酢って、作るのも面倒だし、買ってくると使いきれず困ったりしますが、しょうがの酢漬けを使えば手軽です。残った分は翌日に食べちゃえばいいですしね。お好みで、すりごまや大葉などをプラスするのもOKです。

作るための型は特別なものじゃなくて、うちにある保存容器で。今回はちょっと細長いものを使ってみました。

作り方:混ぜて重ねて押して切る!

1.サーモンはまず、容器の底面に敷くので、その幅になるように切ります。後でひっくり返すと上の麺になるので、サーモンの中央部を使うときれいに仕上がります。残った両脇は、2つ目の層に使いましょう。

下準備

絹さやは耐熱皿に入れラップをかけて600wで1分加熱。冷水にとり、水けを拭き取ります。ごはんには粗みじんに切ったがりを混ぜておきます。

2.切りそろえたサーモンを底に並べます。その上にごはんの1/3量を入れて表面をならします。

3.その上に絹さやをのせます。あとで切ることを考えると、こんな風に縦に並べたほうがいいです。そして、またごはんの1/3をのせてならし、残っているサーモンをのせて、最後の1/3のごはんをのせてならします。

重ねる

4.一番上になっているごはんの上にラップを広げて、指でギューギューと押します。かなり押し付けた方があとでボロボロになりませんよ。

押す

5.切って皿に並べます。一回切るたびに、濡れ布巾か水を含ませたキッチンペーパーで包丁の刃を拭きます。

切って並べる

そのまま食べてもおいしいですし、お醤油をつけると全体の味がはっきりして格別です。

さてと、参加者のみなさんのできばえは!?

サーモンの押し寿司
©Mayumi

はい、こちらMayumiさんの作品です。実は押し寿司の型をたまたま持っていたとのことで、それを使ってなかなかいい形に整っています。ただ、小さめなので二つ作ったそう。

サーモンの押し寿司
©Mayumi

「ガリはもっと多くてよかったかも、アレンジした塩レモンがよかった」。こんな感じならお弁当に入れてもよさそうですね。サーモンの質感が伝わっておいしそう。がぶりといただきたいです。

サーモンの押し寿司
©Aya Yamaguchi

山口さんは、がりではなくて紅しょうがしかなかった、そしてベッパーサーモンだったという状況ではありますが大健闘。まずこの、ボリューム感のある仕上がりが楽しいです。

サーモンの押し寿司
©Aya Yamaguchi

深い保存容器を使ったということで、具の層が多くなってます。わいわいと楽しい雰囲気です。ちなみに、「ペッパーはないほうがいいです。しょうがも甘酢のほうが絶対いい。でも塩レモンかけて食べたらおいしかったです。」とのこと。柑橘系のさわやかさは、サーモンに合いますね。

サーモンの押し寿司
©Chika

Chikaさんはちょっと料亭っぽく仕上がったじゃないですか。しかも立派な押し寿司という様子で。関西風のお寿司が思い浮かびます。酢をもうちょっと効かせたかったとのこと。ガリをもっとたっぷり使ってもいいと思います。それに、お醤油で味が締まっておいしかったそうですよ。

サーモンの押し寿司
©Maru

Maruさんは円形の容器で作りました。これ、どっかで見たことあるなぁとおもったら、富山の鱒ずしでした。

サーモンの押し寿司
©Maru

ほらほら、こうやって切り分けて、断面を楽しんで。みんなで囲んだら盛り上がりそうです。いろいろ具を増やせば、寿司ケーキになりますね。

というわけで、かなり簡単にできる押し寿司を、みなさん自分なりの容器とか重ね方で楽しんでくださいね。

次回は「シーフードミックスで塩焼きそば」です。お楽しみに。

[All photos by Atsushi Ishiguro]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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