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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: MAY 5TH, 2021.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【9】唐揚げ粉のW効果で作る「くるくる酢豚」

【毎週水曜10:00配信】ほぼ毎週金曜12:00からSNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」で活動中のイエモネお昼ごはん部。材料ほぼ3品でサクッと一緒においしいごはんを作って食べようという試みです。声だけのコミュニケーションとはいえ、いつもどうにかおいしくできてます。でも今回は「酢豚」ということでハードル高そうです。

くるくる酢豚

イエモネお昼ごはん部のClubhouseのRoomは【材料ほぼ3つ!一緒にお昼ごはん作って食べよう 】です。テーマは『誰でも参加OK、ききせんOK!材料そろえて集合してください〜作って食べて1時間以内にサクッと終了します!』です。できれば13時までに後片付けも済ませたい!ですよね。

酢豚の作り方って難しそうですが・・・

一般的にというか、ちゃんとした正統派の酢豚のレシピはいろいろな工程があって大変です。ごろっとした肉を揚げて、野菜も素揚げしておいて、酢とか片栗粉とかいろいろな調味料も必要です。

それを1時間で作って食べるにはどうしたらいいのか!ということでスーパーで目に付いたのが「唐揚げ粉」です。なんと、しょうゆもニンニクも、小麦粉まで入っているじゃないですか。これはかなり使えそうです。

唐揚げ粉のW効果!

  • 唐揚げ粉にはしょうゆもニンニクも含まれているので、豚バラ肉薄切りにまぶして巻けば、内側までしっかり味がしみたようになります。
  • 唐揚げ粉がソースにとろみをつけてくれます。片栗粉などは使わなくてOKです。

唐揚げ粉で作るくるくる酢豚

くるくる酢豚

というわけで作ってみましょう。野菜は基本の玉ねぎのみでいきます。ピーマンやニンジンなどの具はオプションで。

材料:一人分です。複数人の場合は掛け算してくださいね

材料
豚バラ肉薄切り 100g
玉ねぎ(中) 1/2
唐揚げ粉* 大さじ1 /小さじ1
大さじ1
小さじ2
砂糖 小さじ2
白こしょう 少々
大さじ3
ケチャップ 大さじ1

*今回使用した市販の唐揚げ粉は肉500gに50gを使うものです。メーカーによっては、唐揚げ粉がこの倍の割合になっているものがあります。その場合には倍量で調理してください。

作り方:くるくる巻いて焼いてたれを絡めて!

揉みこみ

1.豚バラ肉薄切りに、唐揚げ粉を全体にまぶして、薄切りそれぞれを端から巻いて団子状にします。端から内側に入れ込むように巻いていくとしっかり丸くできます。

巻き方

内側に折りこんでいくようにしながら、周りを包むようにして丸くしていきます。

2.フライパンに油を入れて熱したら弱火にして、1を入れて蓋をして焼きます。せっかく巻いたのにほどけてしまわないように、最初はなるべく動かさないようにします。時々ふたを開けて全体に焼き色がつくようにひっくり返してください。

焼き方

3.5分ほど焼いたら取り出し、フライパンに乱切りにした玉ねぎを加えて、強火で透き通るまで更に炒めて火を止めます。

4.酢、砂糖、唐揚げ粉小さじ1、白こしょう、水、ケチャップをよく混ぜてフライパンに入れ全体に合わせてから、火をつけて弱火にし、とろみがつくまで火をいれます。一度火を止めないと、一気に煮詰まってしまいます。

オプションで野菜を追加!

オプション

ピーマンやニンジンをオプションで。加える場合には玉ねぎの量をその分減らしてくださいね。

くるくる酢豚オプション入り

玉ねぎだけでもシンプルで十分おいしいのですが、緑色とオレンジ色でカラフル。栄養素もプラスできます。

声だけだと説明しにくいこともあったけど結果オーライ!

さて、みなさんと一緒に作り進めていくと、今回一番の難関が豚バラ肉薄切りを丸めていく作業でした。まん丸に丸めると言わなかったのがいけないんですね。100gだと一人分で6枚から7枚で、意外に時間がかかりました。巻いている間はRoomも静かで、みなさん黙々と。

そして唐揚げ粉のポテンシャルにはみなさんビックリ。醤油も使わないなんてある意味不思議ですよね。そして12:50にはごちそうさま!という好ペースでした。

さぁ、今回参加のみなさんも完成しました!

Maruさんのくるくる酢豚
©Maru

Maruさんは基本の玉ねぎバージョンなのですが、唐揚げ粉を忘れたということで、急遽「宮崎が産んだ魔法のスパイスマキシマム」を使って、片栗粉もプラス。でもこちらも結果オーライ!玉ねぎは炒めすぎるとシャキッと感がなくなりますが、Maruさんのはちょうどよさそう。オンザライスで、万能ねぎを振ってくれました。

山口さんのくるくる酢豚
©Aya Yamaguchi

今回のレシピは、酸っぱいものが苦手な参加者の山口さんでも気にならないような酢の量だったようです。これまで酢豚嫌いだったのに2人分をたいらげたうえ、「また食べたい」という感想をいただきました。オプションはニンジンをプラスですね。肉の中まで味がしみてるのがよかったとのことでした。

Chikaさんんのくるくる酢豚
©Chika

オプションのピーマンもテッカテカのいい照りでおいしそうです。いやぁ、素敵なスタイリングですね。オレンジのニンジンがなくても、お皿の色が赤系なので華やかに仕上がったと思います。

ひつじさんのくるくる酢豚
©ひつじ

今回唯一の男性参加者ひつじさんは冷蔵庫に玉ねぎが見当たらず。オプションのピーマンにプラスして「大根としめじがあるので入れてみます」と挑戦。タレが酢豚風なので、きっちりおいしくできたみたいで、後日リピートしてくれたそうです。

というわけで、なんだかんだありながらも今日も無事においしくいただきました。

今後のClubhouseのRoom開催のお知らせは「イエモネ編集部」のオフィシャルツイート イエモネ編集部さん (@iemone_twi) / Twitter で随時お知らせしますね。

次回は「キャベツとコンビーフのサンドウィッチ」です。

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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