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片桐仁香

POSTED BY 編集/ライター 片桐仁香 掲載日: OCT 25TH, 2019.

10月25日は世界パスタデー!プロに聞くミートソーススパゲッティのコツ

10月25日は「世界パスタデー」。1995年10月25日にイタリアのローマで「第1回世界パスタ会議」が開催されたことを記念して、制定された記念日なのだそうです。日本ではまだ認知度が低いのですが、ヨーロッパではパスタ関連のイベントがあちこちで行われるのだとか。ということで、この日はおうちでもパスタを楽しんでみませんか? パスタの定番、スパゲティの茹で方&ミートソースの作り方を、食のプロ集団「食のスタジオ」に教えてもらいました!

(C)Shutterstock.com

パスタには、スパゲッティやフェットチーネ、ペンネなど、さまざまな種類がありますが、今回は、最も一般的なスパゲッティの乾麺をおいしく茹でる方法を紹介します。

ミートソースも手作りする場合は先にソースを完成させてから、スパゲッティを茹で始めましょう。

パスタ(スパゲッティ)のおいしいゆで方

パスタを茹でるときは大きめの鍋を使いましょう。鍋が小さいと、パスタがくっついたり、火の通りにムラができたりしがちです。パスタにうっすら塩味がつくくらい、塩を入れるのもポイント。

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茹で方

1:大きめの鍋にたっぷりの水(2人分なら約3L)を入れ、強火で沸騰させ、塩大さじ2を加える。 

2:パスタの束を両手でねじり、鍋の中心に入れてパッと手を離す。こうすると放射状に広がり、茹でやすい。

3:パスタが鍋に沈んだら菜箸やトングで大きく混ぜ、再び沸騰させる。パスタがくっつかないように、何度か混ぜる。

4:袋に表示されている時間よりも1分前に、1本引き上げてかたさをチェック。 かすかに芯が残るくらいなら火を止めて0K。

5:パスタを素早くザルに上げ、水気をきる(ソースに茹で汁を使う場合は残しておく)。ゆで上がったパスタは時間をおかずに調理する。

本格派!手作りミートソースのレシピ

赤ワイン、ローリエ、ナツメグなども使った本格的なレストランの味です。このレシピで作ったミートソースは、冷蔵で約1週間、冷凍で約1か月保存OK。多めに作って冷凍保存しておくと、手軽に食べられて便利ですよ。

ミートソーススパゲッティ
(C) SYOKUNO STUDIO

材料(2人分)

  • 牛ひき肉…180g 
  • 玉ねぎ…1個 
  • ホールトマト(缶詰)…300g
  • にんにく…1片 
  • バター…大さじ1 
  • オリーブ油…大さじ2 
  • 赤ワイン…1/2カップ 
  • 固形コンソメスープの素…1個 
  • ローリエ…1枚 
  • 塩・こしょう…各少々 
  • ナツメグ…少々
  • 粉チーズ…好みで

作り方

1:玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。ホールトマトはボウルなどに缶汁ごと移して、スプーンなどでつぶしておく。

2:鍋にバター、オリーブ油、1のにんにくを入れて弱火にかける。香りが立ってきたら、1の玉ねぎを加えて、しんなりするまでよく炒め、牛ひき肉を加えて、色が変わるまで炒め合わせる。

3:赤ワインを加えて、アルコールを飛ばしながら炒める。1のつぶしたホールトマト、固形コンソメスープの素、ローリエを加える。

4:2/3量になるまで煮詰め、塩、こしょうで味を調え、ナツメグをふって混ぜ合わせる。

5:ローリエを取り出し、茹でたスパゲッティにかける。好みで粉チーズをふる。

※保存する場合は工程4まで作り、冷ましてから保存容器に移す。

監修:食のスタジオ(https://www.foodst.co.jp/index.html
レシピ開発だけでなく、コーディネートや撮影、編集、コピーまで手がける食のプロ集団。健康・美容・介護食・離乳食などの専門レシピまであらゆるカテゴリーに対応。監修や編集を手がけた書籍は約100冊にも及ぶ。

片桐仁香

Hitoka Katagiri/編集/ライター

CM制作会社を経て、2000年より編集プロダクション勤務。主に、ライフスタイル、料理、子育て、共働き、ダイバーシティなどのジャンルを担当。2人目の出産を機に2018年からフリー。元来の性格がスボラでナマケモノなので、時短ネタや便利ワザを探すのが好き。

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