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POSTED BY ライター/パティシエ/ときどき通訳 sweetsholic 掲載日: AUG 14TH, 2020.

植木おじさんに聞く【8】ベランダでもすくすく育つ。夏に楽しい、おいしい、トマト栽培のススメ

何気ない日常を少しだけ特別なものにしてくれる、お花や植物。通勤途中に見かける四季折々の花だったり、お祝いごとのブーケだったり、インテリアを彩る鉢植えや観葉植物だったり・・・。そんな植物たちから、今日も元気をもらいましょう! この連載では、お花や植物選びのコツ・育て方などを、園芸に造詣の深い植木おじさんことTさんに教えてもらいます。

自分で育てたトマトの味は格別
(C)sweetsholic

今回は「ガーデニング初心者でも育てやすいトマト」について。おいしい完熟トマトが自宅で収穫できる幸せ、みなさんも味わってみませんか?

小さなスペースでも育てやすい

ジューシーでみずみずしいトマトに、ほんのりとした甘さと食感が楽しいミニトマト。「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、味のよさはもちろん、美容にも健康にもよいことで知られる夏野菜です。

食べる前に、中身のタネをちょこっと土にまいてみましょう
(C)sweetsholic

そんなトマトは、ベランダの小さなスペースでも十分育てることができる野菜のひとつです(Tさん)。

おうちにあるトマトで、今すぐスタート!

ミニトマトのふたば(タネまきから1週間後)
(C)sweetsholic

ミニトマトを食べていたある日のこと。ふと思い立ち、ゼリー状の果肉のプチプチしたタネを、ベランダのプランターにまいてみることにしました。・・・すると、どうでしょう! 2~3日後に発芽、1週間後にはすくすく伸び、2カ月後にはしっかりとした苗に。

同じくミニトマトのふたば(タネまきから2週間後、間引き前)
(C)sweetsholic

同じくスーパーで買ってきたトマト果肉のタネもまいてみたところ、ミニトマトと同様、すぐに発芽してビックリ!! 思いつきで始めたトマトとミニトマトの栽培は、思いのほか簡単でした。

みるみるうちにしっかり育ったミニトマト(タネまきから2カ月後)
(C)sweetsholic

トマトの苗 vs. トマトのタネ

日当たりのよい場所で水やりを欠かさなければ、いつも食べているトマトを使ってすぐに発芽することがわかりました。今から育てる場合、タネをまくか、トマトの苗を買ってくるか・・・ちょっと悩むところではあります。

苗から育てると、実を結ぶのが早い。Tさん宅のミニトマト
(C)Tさん

「トマトの種まきは通常春先に行い、夏に収穫します」と、Tさん。「今から植えるのであれば、ある程度成長したトマトの苗を買ってきたほうが早く食べられますね。トマトは11月頃まで収穫することができますよ。今買うなら秋トマトがいいのでは?」

氷も何のその! 打たれ強く、育てやすい

春から夏にかけて、たくさんのトマトとミニトマトを育てて感じたこと。それは、茎が折れても、実が赤くなる前に落ちてしまったとしても、結果的にはすくすく育つということです。

自然災害で落ちたトマト。落ちたときはまだ青い状態
(C)sweetsholic

ようやく育ってきたトマトの青い実が氷(ひょう)により、落ちてしまう・・・というハプニングがありました。そのときはかなり落ち込んだものの、土に落ちた実は3週間後には赤くなり、細かった茎は太く成長。2カ月経った今では、もうすぐ食べ頃を迎えるトマトがたくさん実っています。

落ちたトマトを土の上に放置したら、1カ月後には熟して食べられる状態に
(C)sweetsholic

このように、茎が折れたりしても、またぐんぐん成長する打たれ強い植物なのです。

育て方のポイント

最後に育て方のポイントを、Tさんに聞いてみました。

  • 30cm以上の深さのある鉢やプランターを選ぶ(小さい鉢だと育たないため)
  • 直射日光に当てる(日当たりのよいところで育てる)
  • 茎が伸びてきたら支柱を立てる
  • 葉が黄色くなったら切り取る
  • 土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげる
  • トマトの水やりは朝に(夜にあげると“徒長”するため。※徒長とは、植物の茎や葉ばかりが伸びて貧弱に育つこと)
  • 週1回、液体肥料を与える
Tさん宅で採れたミニトマトとキュウリ
(C)Tさん

ガーデニング未経験の方にも、ものぐささんにもおすすめのトマト栽培。自家製トマトの味は格別です。ちなみにTさんは、7月初旬から現在に至るまでほぼ毎日、家庭菜園のトマトを食べているそうですよ!

植木おじさん(Tさん)・・・ガーデニング&家庭菜園を始めて早30年。都内にある自宅にはガーデニングスペースのみならず、温室も併設、蘭の栽培が得意。愛読書は『趣味の園芸』と『趣味の園芸 やさいの時間』。お花と野菜のことならお任せあれ! 

[ymmfarm.com]

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sweetsholic

sweetsholic/ライター/パティシエ/ときどき通訳

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。現在の居住地は南フランス。海外のライフスタイルや、各国で学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理、マレーシアが大好き。

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