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POSTED BY 体当たり家電ライター 藤山哲人 掲載日: SEP 20TH, 2019.

【ロボット掃除機】吸引?拭き掃除?私にピッタリなのはどっち?

ロボット掃除機は、大きく分けて3タイプがあります。ひとつはルンバでおなじみのゴミを吸引してくれる「吸引掃除タイプ」。2つ目は、最近人気の雑巾がけをしてくれる「拭き掃除タイプ」です。乾拭きするものもあれば、水拭きしてくれるものもあります。最後は合わせ業の「吸引+拭き掃除タイプ」です。三者三様で価格もまちまち、向き不向きやクセがあるので、それぞれの特徴をまとめてみました。

ロボット掃除機 吸引、拭き、吸引+拭き
ロボット掃除機売り場に行ったら、あまりにもたくさんの機種が展示されていて、どれを選んでいいか困ってしまいます

吸引掃除タイプは子どもやペット、じゅうたん敷きの部屋向け

結論から言うと、吸引掃除タイプは、食べこぼしの多い小さな子どもやペットがいるご家庭や、じゅうたんやラグが敷いてある部屋向けです。また女性が多い家庭では、毎日の髪の毛掃除に便利なのも、うれしいポイント。

このタイプの特徴は「粒状のゴミと繊維状のゴミをキレイにできる」という点です。

たとえば子どもの食べこぼしやペットのえさ、ネコ砂や砂ゴミなど。季節によっては、花粉なども床にたまりがちです。また繊維の代表例としては、床に落ちた髪の毛やペットの抜け毛などがあります。

これらのゴミは、拭き掃除タイプでは掃除できないので、吸引掃除タイプでお掃除したほうが圧倒的にキレイになります。

ただ髪の毛やペットの毛などは、回転するブラシに絡まるので注意してください。吸引掃除タイプで唯一ブラシに毛がからまないのは、ルンバe5、900シリーズ、i7シリーズです。

Roomba e5
ルンバの中でも一番コストパフォーマンスの高いRoomba e5
独自のローラー式吸い込みで髪の毛やペットの毛が絡まらない唯一のしくみ

ルンバe5
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ルンバ 900シリーズ
https://www.irobot-jp.com/product/900series/index.html
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ルンバ i7シリーズ
https://www.irobot-jp.com/product/i7/
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またペットを飼っているご家庭では、吸引掃除タイプの中でも進入禁止領域を設定できる製品を選びましょう。ほとんどのロボット掃除機は、水飲みにぶつかって水をこぼしてしまうからです。

走り方も大きく違います。安価なモデルの場合は、部屋の中をランダムに走行するので、掃除時間が長くなります。一方、人が掃除機がけをするように、少しずつズレて往復するタイプは、高価になりますが掃除時間は短くなります。外出中に掃除させる場合は安価なランダム走行の製品、人がいるときに掃除させるなら短時間で掃除できる往復走行の製品がおすすめです。

拭き掃除タイプは裸足族の足裏が喜ぶピカピカのフローリングに

赤ちゃんがいるご家庭や、それほど砂ゴミがない家庭なら、拭き掃除タイプがおすすめです。またフローリングを裸足で過ごしたい方にとっては、ワンランク上の掃除の仕上がりが期待できます。

拭き掃除タイプの特徴は、雑巾がけしたあとのサッパリとした気持ちいいフローリングの感触です。床暖房を入れているご家庭は、夏でも冬でも素足という方が多いのではないでしょうか? そんな裸足族の足裏が喜ぶのが、拭き掃除タイプです。

また赤ちゃんがいるご家庭にもおすすめです。ハイハイができるようになると、ところかまわず這い回るので、やはり雑巾がけしてきれいな床で遊ばせてあげたいのが親の愛情でしょう。

機種選びのポイントは、給水の仕組み。安価な製品は水タンクからモップへの給水機構が簡略化されているので、外出中に掃除をさせて帰ってみたら床がびっしょりなんてことも。このタイプは掃除が終わったらすぐにモップを外さないと、床が水浸しになってしまいます。

少し高価ですがポンプで水を少しずつ給水する、パナソニックのローランやiRobotのブラーバは、水浸しになることはありません。

基本的には専用のパッドを使うブラーバジェット。パッド色によって「軽く掃除」から「念入り」まで切り替わる
水を霧状に噴出して掃除する珍しいタイプ。前に障害物がないことを確認し少しバックして噴霧するので、床以外が濡れることはない

パナソニック ローラン
https://panasonic.jp/soji/rollan.html
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iRobot ブラーバ
https://www.irobot-jp.com/braava/
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また、市販のワイパー用ドライシートを使える機種もあり、女性の一人暮らしなら、髪の毛と日常のホコリ程度なら簡単に素早くお掃除してくれます。

拭き掃除タイプの機種選びでもうひとつ注意したいのは、フローリングの床の一部にじゅうたんやラグなどを敷いているお部屋。雑巾がけしたら濡れてしまうので、これらを敷いてある場所には侵入しないように設定できる機種を選びましょう。

ランニングコストにも要注意です。専用のパッドだとパッド代が高くつくことがあります。経済的に済ませたい場合は、何度も洗って使えるモップが使える機種がいいでしょう。

吸引+拭き掃除タイプで時短お掃除!しかもコスパが魅力!

最近はモップモジュールを取り付けると、掃除機がけと雑巾がけを同時にできる機種が登場しました。モジュールを取り外すと吸引掃除タイプになり、設定を変えると拭き掃除タイプになり、1台で何役もこなします。

ポイントは拭き掃除タイプと同じで、ポンプで給水する機種がいいでしょう。吸引掃除をしながら雑巾がけするので、水浸しになると機械自体を壊しかねません。

雑巾がけの水の量も調整できる賢さ。写真は一番固く絞った雑巾モード
モップユニット。この裏側に穴が数個ほど開いていて、そこから水がポンプで供給される。花粉掃除などにも効果絶大!

大手家電メーカーは、吸引+拭き掃除タイプを発売していないので、あまり名前の知られていない会社が多いのも特徴です。そんな中でもおすすめのメーカーはモバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)と窓拭きロボットで有名なECOVACS社。いずれも大手メーカーに負けない性能に加え、高いコストパフォーマンスが魅力です。

ECOVACS社
https://www.ecovacs.com/jp/
[楽天]

Anker
https://www.ankerjapan.com
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もしお金に余裕がある場合は、ルンバi7とブラーバ ジェットm6の組み合わせです。ルンバが吸引掃除を終え充電ステーションに戻ると、自動的にブラーバが出動して雑巾がけをはじめます。

ルンバi7
https://www.irobot-jp.com/product/i7/index.html
[楽天] [Amazon]

ブラーバ ジェットm6
https://www.irobot-jp.com/braava/m-series/
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>>>【連載】教えて!家電おじさん〜プロに聞く家電選び〜

[All Photos by Tetsuhito Fujiyama]

藤山哲人

Tetsuhito Fujiyama/体当たり家電ライター

「マツコの知らない世界」(番組史上最多の5回出演)「華大の知りたいサタデー」(生4回)「アッコにおまかせ」「NHKごごナマ」(生放送2回)「カンテレ ワンダー」(5回)「HBC 今ドキ!(生中継5回)」「CBC ゴゴスマ」(生放送2回)など多数の番組出演し、家電の紹介やしくみ、選び方や便利な使い方などを紹介するおじさん。

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