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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: OCT 18TH, 2023.

材料ほぼ3つ!簡単うまい昼レシピ【92】ほっこりバター醤油のきのこスパ

【ほぼ毎週水曜朝7:30配信】「イエモネおひるごはん部」では、みんなで一緒に料理を作って食べるという活動をしています。活動と言っても、SNSアプリで声だけのコミュニケーション開催するイベント。材料はほぼ3つ。調味料はなるべくうちにあるもので、フードコーディネーターの石黒アツシが声だけで作り方を説明して、みんながそれぞれの自宅のキッチンで作ります。楽しく食べて13時には撤収完了!この連載では当日口頭でお伝えしたレシピと、参加者の皆さんが作った料理の写真とコメントで実際にどのように出来上がったのかご紹介しています。

ほっこりバター醤油のきのこスパ

すっかり秋めいてきた今日この頃。ほっこりとした温かいものが食べたくなってきます。そして秋の味覚と言えば「きのこ」。冬にかけて鍋の具の定番でもありますが、今回はバターで炒めてパスタにしたいと思います。

ほっこりバター醤油のきのこスパ

冒頭の画像は半人分をちょっとどこかのレストラン風に盛り付けたもの。すぐ上のは今回の一人分の量で盛り付けたものです。

さて、ポイントは「きのこを色づくまで炒める」こと。そうすると、きのこの水分が飛んで、きのこのちょっとえぐい感じの香りが消えて、その代わり独特の旨味がしっかり感じられるようになります。

好きなきのこ、玉ねぎ、青ネギの3つの材料で!

材料

今回の主役はきのこ。好きなきのこを160gほどたっぷりと使います。パスタはスパゲッティの太さで、バターが絡みます。

材料:一人分

いろいろな秋のきのこ160g お椀山盛り1杯分(食べやすい大きさに切る)
スパゲッティ100g
玉ねぎ1/4個(薄切り)
にんにくパウダー小さじ1/2
細ねぎ1本(輪切りにして水に放っておく)
焼のり適量(ちぎる)
バター30g
しょうゆ大さじ1
植物油小さじ1
塩・白こしょう適量

パスタを茹でつつソースを準備!

作り方:

下準備をして材料を切りそろえて、調味料も出しておきましょう。

1.鍋に水を入れて沸かし始め、湧いたらスパゲッティを商品のパッケージ通りに茹で始めます。

2.フライパンを中火で温めて植物油を入れたらきのこと玉ねぎを入れて塩一つまみを振り、きのこに焼き色がつくまでしっかりと炒めます。

炒める

3.火を止めて、バター、しょうゆ、にんにくパウダーを入れて全体に混ぜて、再び火をつけて中火で30秒ほどしたら、スパゲッティーを加えてよく和え、水から出して水を切った万能ねぎを加えます。塩・白コショウで味を調えます。

きのこと玉ねぎはしんなりとして最初よりかなり量が減っています。

4.皿に盛り付けて、焼きのりを振ります。

出来上がり

みんなで作って食べてみた! 盛り付け例

ほっこりバター醤油のきのこスパ
©Mayumi

「今日もごちそうさまでした。きのこたっぷりでおいしかったです!醤油とバターたくさん入っているのにしつこくなくて結構な量でしたが全部食べちゃいました!」とMayumiさん。

実はきのこを多めの200gにしたそう。きのこは多くてもおいしいと思います。最後に味を調整するときに、ちょっとおしょうゆもちょっと足すといいかもしれません。

ほっこりバター醤油のきのこスパ
©A.Yamaguchi

白舞茸を使ったのがA.Yamaguchiさん。

「作っているときはバターの量に驚きましたが、食べてみると全然しつこくなくておいしかったです。きのこはしめじ・白舞茸・エリンギ・ブラウンえのきで参戦。白舞茸が特においしかった!」

30gのバターはたっぷり目ですが、肉類など脂質が多い材料を使っていないのでその分だと思ってくださいね。海苔と細ねぎ、いい感じです。白舞茸気になります!

ほっこりバター醤油のきのこスパ
©M.Mari

「きのこたっぷりの和風パスタでした。おいしかったです~!えのきの軸を入れて大正解!他のきのこと歯ごたえが全然違って、よいアクセントでした。小葱がなかったので、三つ葉をのせました~。」とM.Mariさん。

エノキの軸!いままで捨ててました。目からうろこ。こんど試してみます。結わえた三つ葉もいいですね。和食感がアップします。

というわけで三者三様、おいしくできました。次回は「カボチャと鶏ひき肉のグラタン風」です。いよいよグラタンの季節ですね。

[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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