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POSTED BY グラフィックデザイナー/ライター/食育インストラクター こもり 掲載日: SEP 5TH, 2020.

【旬の手作りレシピ】実は意外と簡単! 材料3つ、風味格別「かぼす胡椒」

朝晩に涼しい風も吹き、秋の気配を感じるようになってきた今日この頃。スーパーには旬を感じる食材も並び始めています。そんな今の時期、ぜひ食卓に取り入れたい食材の一つが「かぼす」。夏から秋にかけて旬の「かぼす」は、爽やかな香りと優しい酸味で、焼き魚もお味噌汁もグッと風味豊かにしてくれます。そこで今回挑戦してみたのが、旬のかぼすを使った調味料「かぼす胡椒」作り。意外と簡単に手作りすることができる「かぼす胡椒」のレシピと実食ルポをご紹介!

【手作りレシピ】意外と簡単! 3つの材料だけでできる、風味格別「かぼす胡椒」

その爽やかさは衝撃的! 「かぼす胡椒」

最近では全国的に有名になった柑橘系調味料「柚子胡椒」。筆者も大好きで、旅行先でも、スーパーでも、物産館でも、よく手にする商品の一つです。その爽やかさと辛さは、一度食べたら忘れられないおいしさですよね。

今回作ってみようと思い立ったのは「かぼす胡椒」。以前実食ルポを書いたお取り寄せ商品「別府冷麺」に入っていたのが「かぼす胡椒」でした。

>>>【大分県お取り寄せルポ】最高の食感と味わいが楽しめる「一休の泪 別府冷麺」

そのおいしさに「別府冷麺」自体も思い出深い商品となりましたが、そこで初めて出会ったかぼす胡椒の爽やかさ・ジューシーさは衝撃的で、今でも忘れられません。口にすれば、一瞬で見える世界を変えてしまうような、そんな強烈な爽やかさです。
旬を迎えたかぼすがお店に並ぶようになり、「あの味をもう一度!」との思いが湧き上がり、手作りしてみることに!

材料

かぼす胡椒の材料はたった3つだけ。かぼす・青唐辛子・塩。かぼすはハウス栽培により一年中収穫できるようになりましたが、シンプルな材料で作られるからこそ、食材のおいしさがたっぷりと詰まった旬の材料を使いたいところ。

今回用意したかぼすは5個。皮を剥いてみて、その重さによりどの位使うか決めたいと思います。

ちなみに、かぼすは大2個で298円、小3個で198円、青唐辛子は198円でした(全て税抜)。お店によって全然値段が違うので、ご注意くださいね。

「かぼす胡椒」を作ってみる!

まずは材料をよく洗います。このときおすすめなのが50度洗いです。50度前後のお湯にしばらく浸けて優しく洗えば、表面についた雑菌や農薬も落とすことができますよ。

※50度洗いについては、食育インストラクターの先生に教えてもらいました。

かぼすの皮を剥いていきます。剥き始めた瞬間から爽やかな香りが弾けます。清々しい香りに深呼吸。あ〜! 爽やか!

皮を剥き終わったら今度は果汁を搾ります。お取り寄せで出会ったかぼす胡椒は、馴染みのある柚子胡椒などとは違い液状でした。保存期間は短くなりそうですが、あのジューシーなかぼす胡椒に近づけるため、果汁を多めに入れることにしました。なるべく早く食べ切るために、用意したかぼす全ては使わずに、大き目の物2個で作ることに。

かぼすの下ごしらえが終わったら今度は青唐辛子です。唐辛子の辛味成分が肌についたり、目に入ったりしないように手袋をして作業します。切っている最中に咳が出たり、目が少々しばしばしました。気になる方はゴーグルも着用した方がよいかも。
まずは縦2つに割っていきます。最初はまな板の上で縦に切り込みを入れていましたが、途中から写真のように、りんごの皮を向く要領で切る方がやりやすいことに気づきました。

縦半分に切れたら、スプーンで種をとります。ヘタの方から始めると取りやすかったです。

下ごしらえが完了したら、材料全てをフードプロセッサーに入れてガーっと回していきます。
今回はかぼす2個分の皮25gと果汁50g、青唐辛子25g、塩5gを使用しました。辛さ、酸味、塩気、お好みで加減してみてください。

しばらく回せば完成! あっという間にできあがりました。この香り、文章ではお届けできないのがもどかしい! これこそが「爽やか」というにふさわしい清々しい香りです。

※皮の大きさが気になる場合は、すり鉢ですって細かくするのがおすすめです。

完成したかぼす胡椒は熱湯消毒した保存容器に入れておきます。さ〜て、どうやって食べよう? 心躍ります!

実食! 手作りかぼす胡椒

まずはそのままいただいてみたいと思います。スプーンにのせて一口。辛い!! とっても辛いですが、背筋がピンと伸びるような辛さです。辛さまでも清々しい。爽やかな香りと優しい酸味で、後味の辛さが心地よい。

やっぱり冷やしうどん

麺つゆ、ねぎ、揚げ玉だけの冷やしうどんに「かぼす胡椒」をのせて食べれば、シンプルなうどんも特別なメニューに変身です。この刺激と爽やかさはクセになる。一度知ってしまったら、かぼす胡椒がないと冷やしうどんは食べたくない! と思ってしまうかも。

手作りしたかぼす胡椒は、旬のかぼすを味わい尽くせる、爽やかで刺激的な一品でした。作り立てのかぼす胡椒もフレッシュで美味ですが、数日経つと味が馴染んでまた違った味わいが楽しめます。
麺類やお味噌汁はもちろん、炒め物やドレッシングに入れてもおいしくいただけます。これからの季節はなんといってもお鍋! しゃぶしゃぶとの相性は間違いない「かぼす胡椒」、とっても簡単に作れるので、試してみてくださいね。

[All Photos by Komori]

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こもり

Komori/グラフィックデザイナー/ライター/食育インストラクター

東京の片隅で夫・娘2人・黒猫と暮らしているフリーライター。広告代理店制作部、デザイン事務所などでのグラフィックデザイン仕事を経てフリーランスに。食べる事が好き過ぎて、遂に!食べ物への愛を文字に乗せて発信することに。美味しい!と思ったものは何回も食べてしまうタイプです。特にいか・エビ・寿司・ラーメンに目がない。

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