バチェロレッテ3【ネタバレレビュー｜第7話】前代未聞！「僕にローズは渡さないでほしい」

【2024年7月4日(木)放送分／第7話ネタバレレビュー】独身女性が主役となり、“真実の愛”を見つけるため多数の候補者から未来の結婚相手を選び抜く『バチェラー・ジャパン』の“男女逆転版”『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3が、Amazon Primeにて独占配信中！　この記事では、第7話の内容について詳しいネタバレレビューをお届けします。

1 『バチェロレッテ・ジャパン』第6話を簡単におさらい
2 【7話】男性たちの家族と初対面
3 ローズセレモニーにて波乱の展開に
- 3.1 「僕にローズは渡さないでほしい」

『バチェロレッテ・ジャパン』第6話を簡単におさらい

はじめに、前回の内容を簡単におさらいしておきましょう。第6話にて、ローズを受け取った男性メンバーと脱落したメンバーは以下の通りです。

全3本のローズ：櫛田創さん、北森聖士さん、坂口隆志さん
脱落したメンバー：梅谷悠太郎さん、飯野和英さん

第7話には、前回ローズを受け取った3名のメンバーが参加します。それではさっそく、気になる本編の内容をみていきましょう～！

【バチェロレッテ3】全話をチェック

【7話】男性たちの家族と初対面

今回は、男性3名の家族と亜樹さんの顔あわせ。ロケ地であるバリ島に、男性たちの家族が訪れます。第7話において亜樹さんが掲げたテーマは「覚悟」。男性たちの家族と対面する責任をあらためて意識しつつ、「この旅に来てから一番緊張している」と話しました。

北森さんの家族と顔あわせ

今回、北森さんのお父さんとお母さん、そして妹さんが、亜樹さんに会うためバリを訪れました。北森さんの幼少期についてたずねた亜樹さんに「妹2人の世話をしてくれる面倒見のよいお兄ちゃんだった」と笑顔で話すお母さん。先生からも「もっとわがままを言っていいんだよ」と言われるほどの優等生だったといいます。

今でも頑張りすぎていないか心配しているというお父さんや、自分の就職を後押ししてくれたと話す妹さんの言葉からも、幼い頃から長男として周囲に気遣ってきた北森さんの人柄がうかがえました。

そつのないスマートな印象のある北森さんですが、まさか幼少期からそうだったとは！　しかし、これまでに一度もツーショットデートの機会がなかった北森さんは「なぜ自分を選んでくれたのか」理由がわからない様子。うーん、これはたしかに不安になりますよね～。

坂口さんの家族と顔あわせ

坂口さんのお父さんとは、オンラインで顔あわせをすることに。今回の顔あわせのために手紙を用意した亜樹さんは、この旅を通して知った坂口さんの魅力や感謝の思いをお父さんに伝えました。

「張りつめた場面でも面白いことを言って場をなごませたり、難しい状況でも謙虚に頑張りつづけたり、とても素敵な人だと思います。(中略)　私は隆志さんがいるおかげで、この旅をとても楽しく、自分らしく過ごすことができています」

そして、結婚後の生活のことも話題に上りました。開業医であるお父さんは、息子の坂口さんに家を継いでほしいという思いをもっているといいます。ただ、結婚などの事情により家を継ぐことが難しい場合は自分の意思を優先してほしい、そのときの覚悟はできていると語りました。

「亜樹さんの意思も、隆志の意思も尊重したい」というお父さん。坂口さんとともに驚きながらも、受け入れてもらえた喜びを素直に表現する亜樹さんの姿が印象的でした。

櫛田さんの家族と顔あわせ

そして、櫛田さんのお母さんと妹さんが、亜樹さんに会うためにバリに到着。この旅ではあらゆる場面において、幸せホルモンとよばれる脳内物質「セロトニン」のアピールを続けてきた櫛田さん。さすが物理化学者……と思いきや、実はこの話はお母さんからのアドバイスがきっかけだったことが発覚しました。ちなみに幼少期はうどん好きな子どもだったのだとか。

セロトニンにうどん……第1話からの伏線がまさかここで回収されるとは(笑)！

家族との面会後、今後の関係性について2人きりでじっくり話しあった亜樹さんと櫛田さん。櫛田さんは関係性を一気に発展させるのではなく、自分にあったペースで少しずつ進めていきたいと考えているといいます。そのため、もし最終的に自分を選んでくれた場合、日本に戻ってからもまずは友人としての距離感で付きあいを続けていきたいと話しました。

この旅で完璧な関係性を築けるとは考えていない亜樹さんも、その言葉に同意。しかし、終始ひかえめな態度の櫛田さんに対し「それって結局、選ばれても選ばれなくてもどっちでもいいってこと……？」と寂しさをにじませる一幕もありました。

これがきっと櫛田さんなりの「誠実さ」なんですよね。でも、もっと積極的にきてほしいという亜樹さんの気持ちもすごくわかります。乙女心はフクザツなのよ～。

ローズセレモニーにて波乱の展開に

「僕にローズは渡さないでほしい」

用意されたローズは2本。ローズを受け取ったのは坂口さんと櫛田さんの2名です。事前にローズを辞退した北森さんは、ここで脱落となりました。

今回、ローズセレモニーの前に「僕にローズは渡さないでほしい」と前代未聞の言葉を亜樹さんに直接告げた北森さん。相手の家族と顔をあわせるということは、それだけ大きな責任を伴います。自分にはそれだけの覚悟ができていないという自覚があったからこそ、勇気を出して本音を打ち明けたのでしょう。賛否両論あることは承知の上で、自分なりの「誠実さ」を追求した結果なのではないでしょうか。

これは仕方ない……。とはいえ、ラスト3人から2人が選ばれるドキドキ感が味わえなかったのが残念でしたね！