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石黒アツシ

POSTED BY ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター 石黒アツシ 掲載日: OCT 26TH, 2021.

新米の季節!おいしいごはん5つの基本を鳥取の「星空舞」でおさらい

今年も新米の季節がやってきました。日本人ならやっぱりご飯!ということで、ご飯をおいしくいただくための5つの基本、おさらいしておきましょう。10月のある日、六本木ヒルズの屋上庭園では稲刈りが行われていました。収穫したのは鳥取県の「星空舞」。こちらをいただきつつ、白米をおいしくいただくポイントを押さえていきますよ。

この季節、お米の収穫にまつわる作業って?

それにしても、ビルの屋上に田んぼがあって、東京タワーを望みながらの稲刈りって、ちょっと意外な風景です。六本木ヒルズでは屋上庭園で例年稲を栽培していて、秋には稲刈りを実施しているそうです。この稲刈りにお邪魔して、おいしいごはんについて話を伺ってきました。まずは、お米の収穫にまつわる作業をざっくりとまとめますね。

まずは「稲刈り」。こちらでは鎌でカットしていきます。普通はコンバインという車に乗ってガガガっと刈ります。

そして、刈った稲を束ねる「稲束づくり」。稲藁のいい香りがしてきます。

そして、乾燥する「稲架がけ」です。その後、穂先からもみ殻を落として玄米にしたものを精米して、お店に並ぶというわけですね。

おいしくお米をいただく5つの基本ポイント!

お米ソムリエとお肉博士の資格を持つ、フォーリンデブはっしーさんと、鳥取県の「星空舞」の担当者に聞きました!

① 新米は水を少なめに!

新米は水分が多いので、水はちょっと少なめに。電気炊飯器の内側の目盛りをいつもより2㎜ほど少なめにするといいそうです。

② 炊けたらふたをあけたまま20〜30秒放置!

ご飯が炊けたら、電気炊飯器のふたをあけてざっくりと混ぜた後、蒸気を逃がすために20〜30秒、ふたをあけたままにしておきます。これで不要な水分がご飯に残ることがありません。

鳥取県産牛肉で星空舞を巻いて

③ おにぎりは3回だけ握る!

「おにぎりを握る」というくらいですから、しっかりギュギュっと握らなければいけないような気もしますが、ふっくら握るとお米の味もよくわかっておいしい仕上がりになるそうです。

まな板の上にご飯をのせて三角形を作ってから、手にのせて優しく3回だけキュッと握っておしまい。これなら、あとからでもほろほろとお米がほぐれる仕上がりになります。ハッシーさん、「おにぎりは冷めてからが勝負」だそうです。

④ ご飯のお供が大事!

おいしいご飯に焼肉をのせてから、肉でご飯を巻いて食べる!ごはんにたれがちょっと浸みて、肉とおいしい油との相性も最高です。そうです。ご飯にはおかずやご飯のお供が欠かせません。

ご飯の産地にこだわるなら、その産地のご飯のお供も合わせて楽しみたいですよね。島根県の星空舞なら、日本屈指のラッキョウ産地である鳥取市福部町のらっきょうを使った「福ノ誉 じゃことらっきょうの生ラー油」、日本海で収穫して板状に乾燥させた味付け一切なしの「板わかめ」、日本海産の鳥取のほたるいかをつかった「づけほたるいか」がおすすめだそう。シンプルながらも白いご飯にピッタリなお供です。

④ 保存は冷蔵庫であれを使って

お米の保存は冷蔵庫で。お米は生き物なので劣化するんですね。ペットボトルに入れるといいとハッシーさん。なるほど、あとで取り出して計量するときにも便利です。

上の写真は、今年星空舞と一緒に収穫された黒米。穂が垂れてしっかりと育ったんですね。

さぁ、新米の季節!おいしいお米をおいしく炊いて、おいしくいただきましょうか。

星空舞の新米もご飯のお供も全て、「とっとり県のアンテナショップ」や通販で手に入りますよ。

星空舞
https://www.zennoh.or.jp/tt/rice/page04.html
[楽天][amazon][Yahoo!]

福ノ誉 じゃことらっきょうの生ラー油
https://takarafukuichi.jp/publics/index/18/
[Yahoo!]

板わかめ
[楽天][amazon][Yahoo!]

づけほたるいか
https://www.hamakatu.co.jp/001.htm
[楽天][amazon]

とっとり・おかやま新橋館
東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス1・2階
1F ショップ
TEL 03-6280-6474
営業時間 10:00-21:00
https://www.torioka.com/

[All photos by Atsushi Ishiguro]

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石黒アツシ

Atsushi Ishiguro/ライター&フォトグラファー&フードコーディネーター

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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